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基礎底は、基礎の下端のことです。地盤面から基礎下端までの距離をいうことも多いです。基礎底は直接基礎の支持力に影響します。今回は基礎底の意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力との関係について説明します。
※根切り、直接基礎の支持力は、下記が参考になります。
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基礎底とは、基礎の下端のことです。下図をみてください。これが基礎底です。
直接基礎の場合、フーチングや底板の下端(底)が基礎底です。杭基礎でも、フーチングの下端を基礎底といいます。また、基礎底は設計GLから基礎下端までの距離を意味します。※下端の意味は、下記が参考になります。
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注意したいのが、基礎底は「捨てコンクリート、砕石の厚み」は含めないこと、です。捨コン、砕石は一般的に50mmと60mmですが、この厚みは基礎底に関係しません。※捨コン、砕石の意味は下記をご覧ください。
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基礎底は、「きそぞこ」と読みます。基礎底面は「きそていめん」と読みます。似た用語ですが、読み方が違うので注意してください。
基礎底と基礎底面は、同じ意味の用語です。ただし、実務では「基礎底」ということが多いです。
根切りとは、基礎構造物をつくるため、地盤を掘削することです。※根切りの意味は、下記が参考になります。
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根切りの底を、根切り底といいます。下図をみてください。基礎底と根切り底は、捨コンと砕石の厚み分だけ、違います(根切り底の方が深いです)。
基礎底は、直接基礎の支持力に影響します。基礎底を深くするほど、支持力は大きいです。ただし、根切り底が深くなります。沢山、地盤を掘るのは大変ですし、コストもかかります。根切り底は、できる限り浅くする努力をしたいですね。
直接基礎と支持力の関係は、下記が参考になります。
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今回は基礎底について説明しました。意味が理解頂けたと思います。基礎底は、基礎の下端を意味する用語です。直接基礎の場合、フーチングや底板の下端です。杭基礎でも、フーチング下端を基礎底といいます。基礎底の意味、根切り、直接基礎の支持力との関係を覚えてくださいね。下記も併せて参考にしてください。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
直接基礎とは?1分でわかる種類、設計方法、地盤改良、杭基礎との違い
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