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割栗石とは、岩石を砕いた100~200mm程度の大径のものです。似た用語で、砕石があります。砕石は、岩石を砕いたもので、割栗石より径は小さいです。今回は割栗石の意味、定義、比重、砕石との違い、基礎との関係について説明します。
※砕石の意味は、下記が参考になります。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
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割栗石とは、岩石を砕いた100~200mm程度の大径のものです。JISA5006に規定される材料です。JISでは割栗石の原石は、花崗岩、安山岩、砂岩、凝灰岩、石灰岩、けい岩に準じる岩石としています。また、薄っぺらいもの、細長いものは、割栗石とみなせません。
※薄っぺらいとは、厚さが幅の1/2以下、細長いとは、長さが幅の3倍以上のものをいう。
割栗石は、基礎下に敷いて地盤を安定する目的があります。下記も参考になります。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
割栗地業とは?1分でわかる意味と目的、基礎工事、砕石地業との違い、割栗石との関係
JISでは、割栗石の種類、1個当たりの重量が下記の通り規定されます。
割栗石 1号 ⇒ 10kg
割栗石 2号 ⇒ 20kg
割栗石 3号 ⇒ 30kg
割栗石 5号 ⇒ 50kg
割栗石 10号 ⇒ 100kg
割栗石 20号 ⇒ 200kg
割栗石 30号 ⇒ 300kg
割栗石 50号 ⇒ 500kg
割栗石 70号 ⇒ 700kg
割栗石 100号 ⇒ 1000kg
割栗石は、「わりぐりいし」と読みます。その他、関係する用語の読み方を下記に示します。
砕石 さいせき
基礎砕石 きそさいせき
地業 じぎょう(ちぎょう)
割栗地業 わりぐりじぎょう(わりぐりちぎょう)
割栗地業の意味は下記をご覧ください。
割栗地業とは?1分でわかる意味と目的、基礎工事、砕石地業との違い、割栗石との関係
割栗石の比重は下記です。※原石の圧縮強さにより変わります。
硬石 2.7~2.5
準石 2.5~2.0
軟石 2.0未満
割栗石と砕石の違いを下記に整理しました。
割栗石 ⇒ 岩石を砕いたもので、100~200mmと径の大きなもの
砕石 ⇒ 岩石を砕いたもの。割栗石より径は小さい
なお、割栗石と砕石のコスト(単価)を比較すると、割栗石の方が高いです。下記が参考になります。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
基礎をつくるには、まず地盤を掘削します。これを根切り工事といいます。根切りした面は、乱されているので(荒れている)、安定させます(固める)。この目的で、割栗石または砕石を基礎下に敷きます。
根切りの意味は下記をご覧ください。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
今回は割栗石について説明しました。意味が理解頂けたと思います。割栗石は、岩石を砕いた100~200㎜程度の大径のものです。単に岩石を砕いたものを、砕石といいます。割栗石と砕石の違いを覚えてくださいね。また、割栗石の種類、比重なども覚えましょう。JIS規格なども参考にしてください。下記も合わせて勉強しましょう。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
割栗地業とは?1分でわかる意味と目的、基礎工事、砕石地業との違い、割栗石との関係
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