この記事の要点
土かぶり(土被り)とは、地中に埋設された構造物の天端から地表面までの高さである。
読み方は「どかぶり」(「つちかぶり」ではない)。
土かぶりが大きいほど土かぶり圧(荷重)も大きくなり、1平米当たり数トンの力が作用することもある。
DPは土かぶりのことで、根入れ深さはDfで表す。
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土かぶり(土被り)は、地中に埋設された構造物の天端(てんば)から地表面までの高さです。
構造物の上に「かぶっている土」のことなので「土かぶり(どかぶり)」といいます。
地下に埋設された構造物には「土がかぶっている分の荷重(土かぶり圧)」を考慮します。
今回は土かぶりの意味、読み方、土かぶり厚、荷重、dpの意味について説明します。
似た用語に根入れ深さ、基礎底があります。詳細は下記が参考になります。
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
土かぶり(土被り)とは、地中に埋設された構造物の天端(てんば)から地表面までの高さです。下図をみてください。これが土かぶり(土被り)です。
覚え方は簡単です。構造物の上に「土がかぶっている」ので土かぶりといいます。建築物を支える基礎構造は必ず地中に埋設します。よって、基礎の上には土かぶりがあります。
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土かぶり、土被りの読み方は「どかぶり」です。「つちかぶり」と読まないので注意しましょう。関係用語の読み方を下記に示します。
基礎底 ⇒ きそぞこ
根入れ ⇒ ねいれ
根入れ深さ ⇒ ねいれぶかさ
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
土かぶり厚(どかぶりあつ)とは、土かぶりの高さのことです。下図をみてください。これが土かぶり厚です。
図 土かぶり厚
下図をみてください。地下に埋設された構造物の上に「土かぶり」があります。
当然ですが、土にも重さがあります。また土かぶりの高さが大きいほど、「土の重さ」は大きくなるでしょう。
土の単位体積重量は15~20kN/m3です。構造物の天端までの高さが3.0mとすれば、土かぶりによる荷重は
15~20kN/m3×3.0m=45~60 kN/m2
です。つまり、1平米当たり4.5~6トンもの力が作用することになります。土かぶりによる荷重を「土かぶり圧(どかぶりあつ)」といいます。詳細は下記をご覧ください。
土被り圧とは?1分でわかる意味、読み方、計算と公式、地下水位がある場合
DP(dp)は土かぶりのことです。建築では、基礎底や根入れ深さを「Df」で表します。基礎底、根入れ深さの詳細は下記が参考になります。
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
混同しやすい用語
土かぶり(土被り)を整理した表を示します。
| 用語 | 定義 | 記号 |
|---|---|---|
| 土かぶり(土被り) | 構造物天端から地表面までの高さ | DP |
| 根入れ深さ | 地盤面から基礎下端までの距離 | Df |
| 土かぶり圧 | 単位体積重量×土かぶり高さ | kN/m² |
今回は土かぶりについて説明しました。土かぶりとは、地中に埋設された構造物の上にある「土」のことです。
「土がかぶっている」ので土かぶりといいます。土にも重さがあります。よって土かぶりによる荷重が作用することも覚えましょう。
土被り圧とは?1分でわかる意味、読み方、計算と公式、地下水位がある場合
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
根入れとは?1分でわかる意味、基礎との関係、根入れ深さ、根入れ効果
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
土かぶりの読み方(どかぶり)と定義(天端から地表面までの高さ)は基本です。土かぶり圧の計算(γ×高さ)も試験に出るので確認しておきましょう。DPとDfの違いも覚えておくと確実です。