この記事の要点
地盤の自沈(じちん)とは、標準貫入試験やサウンディング試験で、自重でサンプラーなどが沈む現象です。
自沈する地盤は地盤の強さが0で、建物を支えられません。
自沈は軟弱地盤の指標で、本記事では地盤の強さ・判定・結果の考察を解説します。
この記事では、地盤の自沈とは何か、軟弱地盤とどう関係するのか、自沈とは何か、自沈層とは何かを整理します。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
地盤の自沈(じちん)とは、標準貫入試験やサウンディング試験で、自重でサンプラーなどが沈む現象をいいます。
自沈する地盤は、地盤の強さが0(ぜろ)です。
建物を支えることができない地盤です。
今回は、地盤の自沈の意味、地盤の強さ、軟弱地盤との関係、結果の考察について説明します。
標準貫入試験、サウンディング試験の特徴は下記が参考になります。
標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類
スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)とは?地耐力の求め方と限界
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
地盤の自沈とは、標準貫入試験やサウンディング試験で、自重のみでサンプラーなどが沈む現象です。
標準貫入試験では、普通、ハンマーの打撃でサンプラーを地盤に打ち込みます。よって、ハンマーの打撃(荷重)不要でサンプラーが沈み込み地盤は、「とても柔らかい地盤」といえます。
標準貫入試験、サウンディング試験の意味は、下記が参考になります。
標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類
スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)とは?地耐力の求め方と限界
地盤の強さを判断する指標に、N値があります。N値の意味は、下記が参考になります。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
N値1でも、かなり柔らかい地盤ですが、自沈は、「地盤の強さが0」と考えてください。サンプラーが自重で沈む地盤なので、「田んぼの土」などをイメージすると分かりやすいです。
自沈は明らかに軟弱地盤です。よって、自沈する地盤の上に建物を建てることはできません。自沈する層があっても、深く掘削すれば支持層となる地盤が現れます。
支持層が深ければ杭が必要です。比較的浅い位置に支持層が出れば、直接基礎や「直接基礎+地盤改良」などの工法も比較すべきでしょう。
地盤改良の意味は、下記が参考になります。
自沈する地盤は、強さが全く0です。とても柔らかい地盤と考えてくださいね。地盤調査を行って「自沈」という結果があれば、その地盤には建物を建てられません。支持層となる位置まで基礎を下げる必要があります。
地盤の自沈を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 対応工法 |
|---|---|---|
| 自沈の定義 | ハンマー打撃なしでサンプラーが沈む | N値=0(地盤強さなし) |
| 自沈と軟弱地盤 | 明らかな軟弱地盤・建物建設不可 | 深い支持層まで掘削が必要 |
| 対応基礎工法 | 杭基礎または地盤改良が必要 | 支持層の深度による工法選定 |
今回は地盤の自沈について説明しました。意味が理解頂けたと思います。自沈(じちん)は、サンプラーなどが自重で沈み込む現象です。自重で沈むほど「地盤が柔らかい」といえます。地盤の強さは全くありません。下記の記事も併せて勉強しましょうね。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
地盤の自沈(じちん)とは?
標準貫入試験やサウンディング試験で、自重でサンプラーなどが沈む現象です。
自沈する地盤の強さは?
地盤の強さが0で、建物を支えることができません(軟弱地盤の指標)。
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

試験での問われ方|管理人の一言