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幅厚比の制限値は下図の通りです。下式の通り、幅厚比の制限値は柱、梁、フランジ、ウェブ、断面形状に応じて変わります。また、基準強度Fの値が大きくなるほど幅厚比の制限値はより厳しい値となります。bは幅、tは厚さ、tfはフランジ厚、wはウェブ厚、Fは基準強度、dは断面のせい、Dは断面の直径です。
幅厚比の制限値の解説図
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幅厚比が大きいと、鋼材の板が局部的に座屈(板座屈)する恐れがあります。よって、幅厚比が制限値を超えたら板厚を大きくして幅厚比を小さくする必要があります。
径厚比(けいあつひ)とは、円形鋼管の径Dと板厚tの比(D/t)です。幅厚比と同様の値と考えて良いです。径厚比の詳細は下記をご覧ください。
今回は、幅厚比の制限値について説明しました。幅厚比の制限値は柱、梁、フランジ、ウェブ、断面形状、基準強度の値に応じて変わります。幅厚比の意味、考え方の詳細は下記が参考になります。
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