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鋼管の重量は?単位重量の計算方法と主要サイズ一覧

この記事の要点

鋼管柱や鋼管杭の積算をするとき、重量を自分で確認したい場面があります。

外径と肉厚から断面積を出して密度を掛けるだけですが、計算手順を一度整理しておくと後の作業が楽になります。

この記事では、鋼管の重量計算の手順と、主要サイズの単位重量一覧を解説します。

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鋼管は、中空断面の鋼材です。

「円形鋼管」や「パイプ」ともいいます。

鋼管は中空のため、比較的重量は軽いです。

ただし、角形鋼管に比べて断面性能が落ちます。

今回は、鋼管の重量の規格、重量の計算方法について説明します。

一般的な鋼管の材質に、STK400やSTK490があります。

下記が参考になります。

STK400とは?一般構造用炭素鋼鋼管の規格・サイズとSTKNとの違い


また、角形鋼管は下記が参考になります。

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

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鋼管の重量は?

鋼管の重量は、


・径

・板厚


が大きいほど重くなります。一方、鋼管の断面性能は、板厚を上げるより、径を太くした方が良いです。


不要に鋼管の重量を大きくすることは、経済性の観点から望ましく無いですね。鋼管の重量と断面性能のバランスを考えて設計したいですね。鋼管については下記が参考になります。

鋼管の種類とは|STK・STKR・BCRなどの記号・特徴・単位重量を解説


鋼管の材質は、STK400やSTK490が一般的です。下記が参考になります。

STK400とは?一般構造用炭素鋼鋼管の規格・サイズとSTKNとの違い


なお、円形の鋼管を単に「鋼管」と言いますが、角形の鋼管を角形鋼管といいます。下記が参考になります。

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

鋼管の重量と計算方法

鋼管の重量の計算方法は簡単です。下式を計算します。


鋼管の重量(kg/m)=鋼管の断面積×鋼の単位体積重量


鋼管は下図に示す形状です。断面積は、下式で計算します。


鋼管の断面積 A=A2-A1

外円の断面積 A2=π×r2×r2

内円の断面積 A1=π×r1×r1


鋼管の断面積

まず、外形の円の断面積を計算します。次に、内側の円の断面積を計算します。内側の円とは、外形の円から、両側の厚みを引いた円です。外形の円の直径をD、鋼管の厚みをtとすれば、内側の円の直径は、


D2=D-2t


です。あとは、外円の断面積から内側円の断面積を控除すれば、鋼管の断面積となります。

鋼管の重量の規格

鋼管の重量の規格を下記に示します。鋼管の径が大きいほど、重量が大きくなります。また、板厚を大きくしても、鋼管の重量は大きくなります。


板厚を大きくするより、鋼管の径を大きくする方が、断面性能が良いです。板厚を大きくし過ぎないよう注意してくださいね。

鋼管重量21.7~165.2

鋼管重量190.7~406.4

混同しやすい用語

角形鋼管

角形鋼管は四角形断面の鋼管で、断面性能は円形鋼管より高いが、重量計算方法は同様に中空断面として扱う。

試験での問われ方|管理人の一言

中空断面の断面積計算(外円面積-内円面積)は試験で問われる基本事項。

単位体積重量78.5kN/m3を掛けて重量を求める手順を確認しておこう。(一級建築士 頻出:円形鋼管の断面積計算(外円-内円)と単位体積重量78.5kN/m3を使った重量計算が繰り返し出題)

鋼管の重量を整理した表を示します。

項目計算要素説明
断面積A=A2-A1外円面積から内円面積を差し引く
単位体積重量78.5kN/m3鋼の基本値(7.85t/m3)
重量(kg/m)A×単位体積重量径・板厚が大きいほど増加する

まとめ

今回は鋼管の重量について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

鋼管の重量は、鋼管径が大きいほど、板厚が大きいほど重くなります。

鋼管は中空断面です。

中空断面の計算方法を覚えてくださいね。

鋼管には、今回紹介した円形鋼管と角形の鋼管があります。

下記も参考になります。

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

STK400とは?一般構造用炭素鋼鋼管の規格・サイズとSTKNとの違い

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理解度チェック

Q.

鋼管の重量の求め方は?

外径と肉厚から断面積を出し、密度を掛けて求めます。

Q.

鋼管の特徴は?

中空のため比較的軽いですが、角形鋼管に比べて断面性能が落ちます。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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