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建て入れ直し(たていれなおし)とは、所定の精度に納まるよう構造部材の位置や角度を調整することです。建方(たてかた)の進行と共に建て入れ直しを行い、誤差を調整します。建方とセットで覚えましょう。今回は、建て入れ直しの意味、道具とワイヤーの関係、鉄骨建方の手順について説明します。鉄骨の建方の意味、建方の精度については下記が参考になります。
建方とは?1分でわかる意味、鉄骨、建て入れ直しとの関係、雨や風の日の作業
管理許容差とは?1分でわかる意味、限界許容差との違い、鉄骨工事、建て方、アンカーボルトの関係
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建て入れ直しとは、構造部材が所定の精度に納まるよう位置や角度を調整することです。「建て入れ」とは、柱の垂直の程度です。一般的に柱は垂直に建っています。ただ、建方は今でも人が行う作業です。どうしても柱が垂直でない場合や、誤差が生じます。
そのまま施工を進めて柱が傾いては大変です。建方を進めると同時に、建て入れ直しを行い、所定の精度になるよう柱の角度、位置を調整します。なお、建方の意味、精度は下記が参考になります。
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なお、建て入れ直しは建方が完了してから行うのではなく、建方の進行とともに行います。建方が完了した後に建て入れ直しを行っても、誤差が大きく調整できないからです。なるべく小区画に区切って建て入れ直しを行います。
建て入れ直しに使う道具として、ワイヤーロープがあります。倒壊防止用のワイヤーロープを建て入れ直しに用いて良いです。ワイヤーを引張り、柱の垂直度を調整します。ただし、本設のターンバックルブレースを建て入れ直しに使用することは不可です。
鉄骨建方の手順と建て入れ直しの関係を下記に示します。
土工事 ⇒ 基礎・地業 ⇒ アンカーボルト埋め込み ⇒ 建方(ボルトの仮締め、本締め) ⇒ 建て入れ直し
鉄骨造の建方手順は、下記の書籍が参考になります。
今回は建て入れ直しについて説明しました。建て入れ直しは、柱の角度や位置などを調整することです。建て入れ直しでは、柱の倒れ(傾き)が無いよう調整します。建方の意味と併せて覚えましょうね。建方の意味、建て入れ直しの精度は下記が参考になります。
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