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管理許容差とは?1分でわかる意味、限界許容差との違い、鉄骨工事、建て方、アンカーボルトの関係

管理許容差とは、製品の95%以上が満足するような製作・施工上の目標値です。限界許容差とは、これ以上超えることが許されない誤差の値です。今回は、管理許容差の意味、限界許容差との違い、鉄骨工事の管理許容差として、建て方、アンカーボルトとの関係について説明します。


※溶接部の管理許容差、限界許容差は下記の記事が参考になります。

余盛とは?1分でわかる溶接の余盛と杭の違い、読み方

管理許容差とは?

管理許容差とは、製品の95%以上が満足するような製作・施工上の目標値です。鉄骨工事では、建て方、アンカーボルト、溶接部などで管理許容差が規定されます。また、後述する限界許容差と併せて規定されます。


溶接部の管理許容差、限界許容差は下記の記事が参考になり舞う。

余盛とは?1分でわかる溶接の余盛と杭の違い、読み方

管理許容差と限界許容差との違い

管理許容差と限界許容差の違いを下記に示します。


管理許容差 ⇒ 95%以上が満足するような製品・製作上の目標値

限界許容差 ⇒ 超えることが許されない誤差の値


上記より、管理許容差の方が、限界許容差より厳しく設定されています。

鉄骨工事の管理許容差

鉄骨工事の管理許容差と管理許容差を整理しました。

建て方

鉄骨工事の建て方では、管理許容差を下記とします。


建物の倒れ e≦H/4000+7mmかつe≦30mm

階高の誤差 ―5mm≦ΔH≦+5mm

柱の倒れ e≦H/1000かつe≦10mm

アンカーボルト

アンカーボルトの管理許容差を下記に示します。


構造用アンカーボルト −3mm≦e≦+3mm

建て方用アンカーボルト −5mm≦e≦+5mm


鉄骨工事において、アンカーボルトの位置は、建物の位置に大きく影響します。※アンカーボルト、柱脚の意味は、下記の記事が参考になります。

アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について

柱脚の種類

隅肉溶接

隅肉溶接は、溶接部に余盛を行います。余盛が大きくなり過ぎると、応力集中の原因となり好ましくないです。※応力集中の意味は、下記の記事が参考になります。

応力集中と応力集中係数の基礎知識


よって、隅肉溶接の余盛は、管理許容差と限界許容差が規定されます。詳細は、下記の記事が参考になります。

余盛とは?1分でわかる溶接の余盛と杭の違い、読み方


また、のど厚の管理許容差、限界許容差も規定されています。のど厚の意味、管理許容差、限界許容差は下記の記事が参考になります。

のど厚の基礎知識と、溶接サイズとの関係

まとめ

今回は管理許容差について説明しました。意味が理解頂けたと思います。管理許容差は、95%以上の製品が満足するような製作・施工上の目標値です。限界許容差と併せて意味を覚えてくださいね。下記の記事も参考になります。

余盛とは?1分でわかる溶接の余盛と杭の違い、読み方

のど厚の基礎知識と、溶接サイズとの関係


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