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溶接構造用圧延鋼材とは、溶接接合に使う鋼材です。溶接性に優れています。なお、建築構造用圧延鋼材も溶接性に優れているので、建築物に使う機会は少なくなっています。鋼材の種類には、SM400Aなどがあります。今回は、溶接構造用圧延鋼材の意味、規格、用途、ヤング率、特徴について説明します。※SM400A、SM490Aについては下記の記事が参考になります。
sm400とは?1分でわかる規格、特徴、成分、材質、ss400との違い
sm490とは?1分でわかる意味、降伏点、弾性係数、比重、ss400との違い
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溶接構造用圧延鋼材とは、溶接接合に使う鋼材です。名前の通り、溶接性に優れています。記号では、
Sm400(sm材の種類は後述)
と書きます。※sm400、sm490の詳細は、下記の記事が参考になります。
sm400とは?1分でわかる規格、特徴、成分、材質、ss400との違い
sm490とは?1分でわかる意味、降伏点、弾性係数、比重、ss400との違い
溶接構造用圧延鋼材は、「ようせつこうぞうようあつえんこうざい」と読みます。
溶接構造用圧延鋼材には下記の種類があります。
・sm400A
・sm400B
・sm400C
・sm490A
・sm490B
・sm490C
・sm490YA
・sm490YB
・sm520B
・sm520C
・sm570
Sm400、sm490は下記の記事が参考になります。
sm400とは?1分でわかる規格、特徴、成分、材質、ss400との違い
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溶接構造用圧延鋼材の規格を示します(sm400の値です)。降伏点、引張強度はss400と同等ですが、化学成分が異なります。また、溶接性に優れた材料です。
溶接構造用圧延鋼材の降伏耐力は下記です。
溶接構造用圧延鋼材の化学成分は下記です。
溶接構造用圧延鋼材は溶接接合を行う部材に使います。例えば、建築物の梁や柱が該当します。ただし、最近は建築構造用圧延鋼材(sn材)を利用することが多いです。sn材は、降伏比などの規定があり、塑性変形能力に優れた鋼材です。詳細は、下記の記事が参考になります。
溶接構造用圧延鋼材のヤング率は、
です。なお、鋼材のヤング率は、材質に限らず一定です。
溶接構造用圧延鋼材の特徴は、溶接性に優れる点です。
鋼材の溶接性の良さは、炭素当量、溶接割れ感受性組成が影響します(内容の説明は省略します)。下記に溶接構造用圧延鋼材の炭素当量、溶接割れ感受性組成の規格を示します。
今回は溶接構造用圧延鋼材について説明しました。意味が理解頂けたと思います。溶接構造用圧延鋼材は、溶接性に優れた鋼材です。溶接接合を行う部材に使います。ただ、建築構造用圧延鋼材も溶接性に優れるので、近年は利用が減りつつあります。溶接構造用圧延鋼材の特徴、規格を理解しましょう。また、sm400の規格も併せて参考にしてください。下記の記事が参考になります。
sm400とは?1分でわかる規格、特徴、成分、材質、ss400との違い
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