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sm400とは溶接構造用圧延鋼材といいます。sm400は、名前の通り溶接性に優れた材料です。ss400は溶接に不向きのため、剛接合など溶接が必要とされる箇所ではsm400を使います。今回は、sm400の規格、特徴、化学成分、材質と特徴、ss400との違いについて説明します。※ss400は下記が参考になります。
ss400とは?1分でわかる意味、規格、密度、成分、板厚、フラットバーの関係
また、溶接構造用圧延鋼材の意味、sm、ss、snなどの意味は下記をご覧ください。
溶接構造用圧延鋼材とは?1分でわかる意味、規格、用途、ヤング率、特徴
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sm400は、JISG3106に規格されています。sm400の降伏点、引張強さ、化学成分を整理しました。
なお、sm400は11種類あります。材質の種類は後述しました。今回はsm400A材の規格を整理します。
sm400の降伏点、引張強さはss400と同じです。
sm400はss400と比べて、CやMnが規定されます。また、PとSの値も変わります。
sm400には沢山の材質があります。下記に整理しました。
・sm400A
・sm400B
・sm400C
・sm490A
・sm490B
・sm490C
・sm490YA
・sm490YB
・sm520B
・sm520C
・sm570
sm400a、sm400bの詳細は下記をご覧ください。
sm400aとは?1分でわかる意味、比重、単位重量、板厚、sm400bとの違い
sm400bとは?1分でわかる意味、比重、ヤング率、板厚(厚み)との関係
sm400とss400の特徴を下記に整理しました。
sm400 ⇒ 溶接性に優れた材料
ss400 ⇒ 溶接性が悪い材料
また、sm400の引張強度、降伏点はss400と同等です。ss400の詳細は下記を参考にしてください。
ss400とは?1分でわかる意味、規格、密度、成分、板厚、フラットバーの関係
sm400は、溶接性に優れた鋼材です。溶接構造用圧延鋼材といいます。剛接合など、溶接が必要な箇所に使います。※ただし、最近はsn材の利用が多いです。sn材は、sm材と同様に、溶接性に優れ、さらに降伏比などの規定があります。※降伏比は下記が参考になります。
よって、sn材を使う必要がなく、溶接が必要な部材にsm400を使います。※sn材は下記が参考になります。
SN400Bとは?1分でわかる規格、SS400との違い、重量、H形鋼との関係
今回はsm400について説明しました。意味が理解頂けたと思います。sm400は溶接性の良い材料です。特徴を覚えてくださいね。剛接合など溶接が必要な部分は、sm400を使います。ただし、最近はsm材ではなくsn材の利用が多いです。Sn材は溶接性がよく、降伏比が規定された材料です。下記も併せて学習しましょう。
sm490とは?1分でわかる意味、降伏点、弾性係数、比重、ss400との違い
sm490aとは?1分でわかる意味、規格、比重、ヤング率、板厚と降伏点との関係
SN400Bとは?1分でわかる規格、SS400との違い、重量、H形鋼との関係
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