この記事の要点
圧力の記号は一般にP(または小文字p)で、単位はPa(パスカル)です。1Pa = 1N/m²と定義され、SI単位系の基本的な圧力単位です。
建築・土質ではkPa・MPa・kgf/cm²が混在して使われます。単位換算(1kgf/cm² ≈ 98kPa)と圧力の計算方法を解説します。
PaはSI単位系の1つで、1Pa=1N/㎡と定義されます。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
圧力の記号は「Pa(ぱすかる)」です。
PaはSI単位系の1つで、1Pa=1N/㎡と定義されます。
これは、一辺の長さが1mの正方形に1Nの力(応力)が作用する状態です。
要するに単位面積当たりの力です。
建築分野ではPaの記号よりも「N、㎡、m㎡を用いた組立単位」を使うことが多いです。
今回は圧力の記号と単位、意味、読み方、計算方法について説明します。圧力の意味、Paの詳細は下記が参考になります。
圧力・力・面積の関係とは?計算式P=F/Aと単位換算・建築荷重計算への応用
Paとは|SI単位系での圧力の定義とkPa・MPa・N/m²への換算方法を解説
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
圧力の記号はPa(ぱすかる)です。PaはSI単位系の1つで、1Pa=1N/㎡と定義されます。これは一辺の長さが1mの正方形に、1Nの力(応力)が作用している状態です。要するに「単位面積当たりの力(応力)」を表す単位ですね。
例えば、10Paは「1㎡あたりに作用する10Nの力」、50Paは「1㎡あたりに作用する50Nの力」です。圧力の意味、Paの詳細は下記も参考になります。
圧力と面積の関係とは?荷重の計算式(圧力=荷重÷面積)とPaの単位
Paとは|SI単位系での圧力の定義とkPa・MPa・N/m²への換算方法を解説
圧力の記号Paの読み方は「ぱすかる」です。関係記号の読み方を下記に示します。
・KPa ⇒ キロパスカル
・MPa ⇒ メガパスカル
・GPa ⇒ ギガパスカル
MPaの詳細は下記が参考になります。
1Mpaはどのくらい?1分でわかる意味、例え、n/mm2、kg/cm2との関係
下図をみてください。床の上に50Nの重りを載せました。重りの底面積は100c㎡です。床に作用する圧力を求めて、Paの単位で表してください。
1Pa=1N/㎡なので、底面積100c㎡を「㎡の単位」に変換します。1cm=0.01mなので、100c㎡=100×0.01×0.01=0.01㎡です。よって、
圧力=50N÷0.01㎡=5000N/㎡=5000Pa
です。圧力は力を面積で割り算して求めます。面積が大きいほど圧力は小さくなります。圧力と面積の関係は下記をご覧ください。
圧力と面積の関係とは?荷重の計算式(圧力=荷重÷面積)とPaの単位
混同しやすい用語
圧力の記号(Pa)と荷重の記号(N・kN)
圧力は力を面積で割った値でPa(N/m2)で表します。
荷重はN・kNで表します。
圧力は単位面積あたりの力です。
Pa(パスカル)とkPa・MPa
k(キロ)は1000倍、M(メガ)は100万倍です。
1kPa=1000Pa、1MPa=1000000Paです。
建築では主にN/m2やkN/m2が使われます。
圧力と応力度
圧力は外部からかかる力を面積で割った量、応力度は材料内部に生じる力を断面積で割った量です。
単位は同じN/m2(Pa)を使います。
圧力の記号を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| Pa(パスカル) | 1Pa=1N/㎡ | SI単位系の圧力の基本単位 |
| kPa(キロパスカル) | 1kPa=1000Pa | k(キロ)=103倍 |
| MPa(メガパスカル) | 1MPa=1N/mm2 | M(メガ)=10?倍。建築強度表示に多用 |
建築基準法では、建物に作用する風圧力をPaではなくN/m2の単位で表すことが多いです。
例えば基準風速V?=34m/sの地域で外装材に作用する最大風圧は5,000N/m2程度(=5kPa)になることがあります。
水圧の計算ではPaがよく登場します。
水深1mの水圧はρgh=1,000×9.8×1≒9,800Pa≒9.8kPaです。
MPaはコンクリートの圧縮強度など強度計算に使うため、同じ圧力の単位でも場面によって使い分けが必要です。
1kPa=1,000Pa、1MPa=1,000,000PaとなるkとMの換算は確認しておきましょう。
今回は圧力の記号について説明しました。
圧力の単位の記号は「Pa(ぱすかる)」です。
PaはSI単位系で、1Pa=1N/㎡です。
建築分野では「N/㎡」という単位を使うことも多いです。
Paの単位と併せて覚えましょう。
圧力の詳細、計算など下記も勉強しましょうね。
圧力と面積の関係とは?荷重の計算式(圧力=荷重÷面積)とPaの単位
1Mpaはどのくらい?1分でわかる意味、例え、n/mm2、kg/cm2との関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では圧力の記号 P(またはp)と応力度記号 σ(またはτ)の使い分けが問われます。
圧力は外部から面に垂直に作用する力 P=F/A(Pa=N/m²)、応力度は部材内部に生じる単位面積当たりの力です。
水圧・地圧・風圧など「圧力」の意味でPが使われる場面と、荷重の意味でPが使われる場面を文脈で区別する習慣をつけましょう。
記号より単位(Pa vs N/m²)で意味を確認すると判断しやすいです。