【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
重力単位系(じゅうりょくたんいけい)とは、長さ、重量、時間を基本とする単位系です。力や圧力の単位が特徴的です。例えば、質量5kgの重量は5kgf(5kg重)のように表します。「工学単位系(こうがくたんいけい)」ともいいます。なお、現在は国際単位系であるSI単位系を用います。
今回は重力単位系の意味、読み方、圧力、密度、SI単位系への変換について説明します。SI単位系、工学単位系の詳細は下記が参考になります。
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位、加速度との関係
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
重力単位系(じゅうりょくたんいけい)とは、
長さ(m)
重量(kgf、kg重)
時間(s)
を基本とする単位系です。上記の単位を組み合わせて、あらゆる次元の単位をつくります。例えば面積の単位は「m×m=㎡」です。重力単位系を「工学単位系」ともいいます。工学単位系の詳細は下記が参考になります。
工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位、加速度との関係
なお、現在では重力単位系は主流ではなく、SI単位系を使います。SI単位系では力の単位にN(にゅーとん)を使います。SI単位系は下記が参考になります。
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
重力単位系は力の単位が特徴的です。重量や力、圧力を表す単位を下記に示します。
重量、力 ⇒ kg重、kgf
圧力 ⇒ kg重/㎡、kgf/㎡
また密度の単位は「kgf・s2/m4」です。その他の単位を下表に示します。
種類 | 工学単位系 | SI単位系 |
質量 | kgf・s^2/m | kg |
重量 | kgf、kg重 | N |
力 | kgf、kg重 | N |
圧力 | kgf/m2、kg重/m2 | Pa(=N/m2) |
密度 | kgf・s2/m4 | kg/m3 |
モーメント | kgf・m、kg重・m | N・m |
重力単位系からSI単位系に変換するときは、力の単位に注意してください。下表の通り、力の単位は重力単位系(工学単位系)とSI単位系で全く違います。
とはいえ覚えることは少なく、kgf(kg重)⇒Nへの変換を理解すれば大丈夫です。下記に示します。
1N=1kg・m/s2
1kgf=1kg×9.8m/s2=9.8kgm/s2=9.8N
まず1Nとは、1kgの質量に加速度1m/s2を掛けたものです。一方、1kgfとは1kgの質量に「重力加速度」をかけた値です。重力加速度=9.8なので、1kgf=9.8Nになります。さらに、9.8≒10なので、1kgf=10Nにすれば簡単ですね。
重力単位系は「じゅうりょくたんいけい」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
SI単位系 ⇒ えすあいたんいけい
工学単位系 ⇒ こうがくたんいけい
SI単位系、工学単位系の詳細は下記が参考になります。
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位、加速度との関係
今回は重力単位系について説明しました。長さ、質量、時間を基本とする単位系です。工学単位系ともいいます。SI単位系との違いも勉強しましょう。特に力の単位は、重力単位系⇔SI単位系に変換できるようになりましょう。下記が参考になります。
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位、加速度との関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート