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重量の単位は?N・kN・kgf・tonの換算と構造計算での使い方

この記事の要点

重量の単位は現在SI単位系のN(ニュートン)またはkN(キロニュートン)が標準です。

旧単位系のkgf(キログラム力)は今でも現場で使われることがあります。

1kgf≒9.8N(正確には9.80665N)の関係で換算します。

構造計算書では荷重をkN、モーメントをkN・mで表記するのが一般的です。

旧単位(工学単位系)では、kgfやkg重が用いられました。

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重量の単位は、N(にゅーとん)やkN(きろにゅーとん)です。

旧単位(工学単位系)では、kgfやkg重が用いられました。

なお、NやkNの単位を、SI単位系といいます。

混同しやすいのが質量です。

質量は、物の量そのものを表します。

単位はt、kg、gです。

今回は、重量の単位、ニュートンとの関係、重量の単位変換について説明します。


※重量と質量の違い、SI単位系の意味は、下記の記事が参考になります。

質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係

SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説

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重量の単位は?

重量の単位は、


N(にゅーとん)

kN(きろにゅーとん)


です。重量の単位と聞かると、多くの方が「kg」や「g」などを思い浮かべると思います。これは間違いです。そもそも、重量と質量は意味が違います。重量と質量の違いを下記に整理しました。


重量 ⇒ 質量に重力加速度を掛けた値

質量 ⇒ 物の量そのもの


なお、重量は下式で計算します。


重量(N)=質量(kg)×重力加速度(m/s^2)


重量は「重力」によって変わる値です。質量50kgの物が、地球と月では重さが違うのは、そのためです。一方で、質量は変わりません。月に行っても、50kgの物は50kgの量を持っています。


重量と質量の違いは、下記の記事も参考になります。

質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係

重量の単位とニュートンの関係

重量の単位は、N(ニュートン)やkNで表します。

ただし、重量と質量の用語を厳密に使う人は少ないです。

NやkNの単位を、SI単位系といいます。

SI単位系は、国際的に規格化された単位です。

SI単位系ができる前、日本では工学単位系を使っていました。

工学単位系による重量の単位は、


Kgf(きろぐらむふぉーす)

Kg重(きろぐらむじゅう)


です。質量の値と重量の値が同じになるので、工学単位系に馴染みのある方も多いと思います。


SI単位系の意味は下記の記事が参考になります。

SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説

重量の単位変換

質量から重量へ、重量から質量へ単位変換しましょう。

実は難しく考える必要は無いです。

質量から重量への単位変換は、質量に「10(9.8は細かいので工学の実務では10とする)」を掛けます。

逆に重量から質量の単位変換は、重量を10で割ります(厳密には9.8で割る)。

質量から重量の単位変換

1g ⇒ 0.01N

1kg ⇒ 10N

1t ⇒ 10*1000N=10kN

重量から質量の単位変換

1kN ⇒ 0.1t

1N ⇒ 0.1kg


重量の単位変換は、下記の記事も参考になります。

質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係

重量の単位を整理した表を示します。

項目内容備考
SI単位(重量)N(ニュートン)・kN(キロニュートン)現在の標準単位
旧単位(工学単位系)kgf・kg重1kgf≒9.8N
換算1t≒10kN重力加速度9.8m/s2を使用

まとめ

今回は重量の単位について説明しました。

重量の単位が理解頂けたと思います。

重量の単位はNやkNで表します。

質量との違いに注意しましょう。

質量から重量の単位変換も覚えてくださいね。

重量と質量の違い、SI単位系の意味など、下記の記事も併せて参考にしてください。

質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係

SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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