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重量の単位は、N(にゅーとん)やkN(きろにゅーとん)です。旧単位(工学単位系)では、kgfやkg重が用いられました。なお、NやkNの単位を、SI単位系といいます。混同しやすいのが質量です。質量は、物の量そのものを表します。単位はt、kg、gです。今回は、重量の単位、ニュートンとの関係、重量の単位変換について説明します。
※重量と質量の違い、SI単位系の意味は、下記の記事が参考になります。
質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
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重量の単位は、
N(にゅーとん)
kN(きろにゅーとん)
です。重量の単位と聞かると、多くの方が「kg」や「g」などを思い浮かべると思います。これは間違いです。そもそも、重量と質量は意味が違います。重量と質量の違いを下記に整理しました。
重量 ⇒ 質量に重力加速度を掛けた値
質量 ⇒ 物の量そのもの
なお、重量は下式で計算します。
重量(N)=質量(kg)×重力加速度(m/s^2)
重量は「重力」によって変わる値です。質量50kgの物が、地球と月では重さが違うのは、そのためです。一方で、質量は変わりません。月に行っても、50kgの物は50kgの量を持っています。
重量と質量の違いは、下記の記事も参考になります。
質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係
重量の単位は、N(ニュートン)やkNで表します。ただし、重量と質量の用語を厳密に使う人は少ないです。NやkNの単位を、SI単位系といいます。SI単位系は、国際的に規格化された単位です。SI単位系ができる前、日本では工学単位系を使っていました。工学単位系による重量の単位は、
Kgf(きろぐらむふぉーす)
Kg重(きろぐらむじゅう)
です。質量の値と重量の値が同じになるので、工学単位系に馴染みのある方も多いと思います。
SI単位系の意味は下記の記事が参考になります。
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
質量から重量へ、重量から質量へ単位変換しましょう。実は難しく考える必要は無いです。質量から重量への単位変換は、質量に「10(9.8は細かいので工学の実務では10とする)」を掛けます。逆に重量から質量の単位変換は、重量を10で割ります(厳密には9.8で割る)。
1g ⇒ 0.01N
1kg ⇒ 10N
1t ⇒ 10*1000N=10kN
1kN ⇒ 0.1t
1N ⇒ 0.1kg
重量の単位変換は、下記の記事も参考になります。
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今回は重量の単位について説明しました。重量の単位が理解頂けたと思います。重量の単位はNやkNで表します。質量との違いに注意しましょう。質量から重量の単位変換も覚えてくださいね。重量と質量の違い、SI単位系の意味など、下記の記事も併せて参考にしてください。
質量、重量とは?1分でわかる意味、違い、換算、体重計、重力との関係
SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン
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