建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 鉄筋コンクリート造の基礎 > d13の鉄筋のかぶりは?3分でわかる値、意味、重ね継手長さ、定着長さ

d13の鉄筋のかぶりは?3分でわかる値、意味、重ね継手長さ、定着長さ

この記事の要点

d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30〜70mmの範囲で、かぶり厚さは鉄筋径ではなく構造部材の種類や環境条件(土に接するかなど)で決まります。

Fc24・SD295A・フックありのd13の重ね継手長さは25d(325mm以上)、定着長さは20d(260mm以上)が基準です。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30~70mmの範囲です。d13の鉄筋を配置する部材の種類に応じて、必要なかぶり厚さは変わります。


基礎にd13の鉄筋を配置するなら、かぶり=70mm、梁の場合は40mmです。鉄筋径はかぶり厚さに影響しません。d13とD29でも同じかぶり厚さになることも多いです。


今回はd13の鉄筋のかぶり、意味、重ね継手長さ、定着長さについて説明します。かぶり、定着長さ、継手の詳細は下記が参考になります。

鉄筋のかぶりとは?考え方、厚さ、基準【わかりやすい意味】

鉄筋の定着長さとは?考え方、計算【図解】

鉄筋継手の種類とは?重ね継手の長さ・基準・機械式・圧接を解説

d13の鉄筋のかぶりは?値と意味

d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30~70mmです。柱、梁、壁、基礎などの部材ごとに、および「土に接する、接しない」などの条件で、必要なかぶり厚さは異なります。


例えば、基礎に配置するd13の鉄筋であれば、設計かぶり厚さ=70mmとします。土に接しない梁の場合、40mmで良いでしょう。


鉄筋のかぶり厚さは、鉄筋径ではなく構造部材の部位等で決まります。下表にかぶり厚さ(最小かぶり厚さ)を示しました。


鉄筋のかぶり厚さ


また、かぶりの考え方の詳細は下記をご覧ください。

鉄筋のかぶりとは?考え方、厚さ、基準【わかりやすい意味】

設計かぶり厚さとは?1分でわかる意味、基礎、鉄筋との関係、最小かぶり厚さとの違い

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

d13の鉄筋の重ね継手長さ

d13の鉄筋の重ね継手長さは、フック有とフック無しで値が大きく変わります。また、コンクリートの設計基準強度も影響します。鉄筋の重ね継手長さの表を下図に示しました。


d13は鉄筋の材質としてはSD295Aです。Fc=24N/m㎡、フックありとすれば、d13の継手長さ=25dになります。d=13mmなので、L=25×13=325mm以上必要です。


d13の重ね継手長さの表


重ね継手長さの詳細は下記をご覧ください。

重ね継手の長さ計算とは?異径・D35の値・ラップ長の求め方

d13の鉄筋の定着長さ

d13の鉄筋の定着長さは下表から決めます。なおカッコ内はフック付きの値です。


d13の鉄筋の定着長さ


Fc=24の場合、定着長さL2=20d=20×13=260mm以上となります。鉄筋の定着長さの詳細は下記をご覧ください。

鉄筋の定着長さとは?考え方、計算【図解】

試験での問われ方|管理人の一言

かぶり厚さは鉄筋径(d13かd29かなど)で変わるのではなく、構造部材の種類や環境条件で決まるという点が試験でよく問われます。

基礎のかぶり70mm・梁のかぶり40mm(土に接しない場合)などの代表的な値を部位と合わせて覚えておきましょう。

重ね継手長さはフック有・無しで大きく変わり、Fc値も影響するためどの条件での計算かを確認する習慣が大切です。

d13の鉄筋のかぶりを整理した表を示します。

部材・条件設計かぶり厚さ備考
基礎(土に接する)70mm最大かぶり(耐久性確保のため)
梁(土に接しない)40mm鉄筋径(d13・d29等)に関わらず同値
重ね継手長さ(Fc24・フックあり)25d=325mm以上定着長さは20d=260mm以上

まとめ

今回は、d13の鉄筋のかぶりについて説明しました。d13の鉄筋のかぶり厚さは30mm~70mmの範囲です。


鉄筋径ではなく、構造部材の部位ごとにかぶり厚さは変わります。定着長さ、継手長さも併せて勉強しましょう。

鉄筋のかぶりとは?考え方、厚さ、基準【わかりやすい意味】

SD345とD13の関係とは?規格・重量・SD295Aとの使い分けを解説

鉄筋の定着長さとは?考え方、計算【図解】

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

この記事の内容を○×クイズで確認する

この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。

意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

ゼロ所長の構造力学問題集で確認する

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【無料】ゼロ所長が解説!建築士試験の構造を効率よく学ぶ

・試験に出るポイントをわかりやすく解説

・今すぐnoteで学ぶ ⇒  ゼロから学ぶ建築士試験の構造

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鉄筋コンクリート造の基礎 > d13の鉄筋のかぶりは?3分でわかる値、意味、重ね継手長さ、定着長さ
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事