建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 鉄筋コンクリート造の基礎 > d13の鉄筋のかぶりは?3分でわかる値、意味、重ね継手長さ、定着長さ

d13の鉄筋のかぶりは?3分でわかる値、意味、重ね継手長さ、定着長さ

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)

d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30~70mmの範囲です。d13の鉄筋を配置する部材の種類に応じて、必要なかぶり厚さは変わります。


基礎にd13の鉄筋を配置するなら、かぶり=70mm、梁の場合は40mmです。鉄筋径はかぶり厚さに影響しません。d13とD29でも同じかぶり厚さになることも多いです。


今回はd13の鉄筋のかぶり、意味、重ね継手長さ、定着長さについて説明します。かぶり、定着長さ、継手の詳細は下記が参考になります。

鉄筋のかぶりとは?考え方、厚さ、基準【わかりやすい意味】

鉄筋の定着長さとは?考え方、計算【図解】

継手ってなに?鉄筋継手の種類と、鉄筋の重ね継手長さ

d13の鉄筋のかぶりは?値と意味

d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30~70mmです。柱、梁、壁、基礎などの部材ごとに、および「土に接する、接しない」などの条件で、必要なかぶり厚さは異なります。


例えば、基礎に配置するd13の鉄筋であれば、設計かぶり厚さ=70mmとします。土に接しない梁の場合、40mmで良いでしょう。


鉄筋のかぶり厚さは、鉄筋径ではなく構造部材の部位等で決まります。下表にかぶり厚さ(最小かぶり厚さ)を示しました。


鉄筋のかぶり厚さ


また、かぶりの考え方の詳細は下記をご覧ください。

鉄筋のかぶりとは?考え方、厚さ、基準【わかりやすい意味】

設計かぶり厚さとは?1分でわかる意味、基礎、鉄筋との関係、最小かぶり厚さとの違い

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

LINEで質問したい方はこちら ⇒ 【好評】管理人にLINEで質問してみよう

d13の鉄筋の重ね継手長さ

d13の鉄筋の重ね継手長さは、フック有とフック無しで値が大きく変わります。また、コンクリートの設計基準強度も影響します。鉄筋の重ね継手長さの表を下図に示しました。


d13は鉄筋の材質としてはSD295Aです。Fc=24N/m㎡、フックありとすれば、d13の継手長さ=25dになります。d=13mmなので、L=25×13=325mm以上必要です。


d13の重ね継手長さの表


重ね継手長さの詳細は下記をご覧ください。

重ね継手の長さの計算は?1分でわかる計算、異径の場合の計算、d35の値

d13の鉄筋の定着長さ

d13の鉄筋の定着長さは下表から決めます。なおカッコ内はフック付きの値です。


d13の鉄筋の定着長さ


Fc=24の場合、定着長さL2=20d=20×13=260mm以上となります。鉄筋の定着長さの詳細は下記をご覧ください。

鉄筋の定着長さとは?考え方、計算【図解】

まとめ

今回は、d13の鉄筋のかぶりについて説明しました。d13の鉄筋のかぶり厚さは30mm~70mmの範囲です。


鉄筋径ではなく、構造部材の部位ごとにかぶり厚さは変わります。定着長さ、継手長さも併せて勉強しましょう。

鉄筋のかぶりとは?考え方、厚さ、基準【わかりやすい意味】

sd345とd13の関係は?1分でわかる関係、規格、重量、引張強度

鉄筋の定着長さとは?考え方、計算【図解】

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


▼スポンサーリンク▼

▼【好評!】管理人おすすめ▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

noteで学ぶ建築士試験の構造

ゼロから建築士試験の構造を勉強しよう~!

ゼロから学ぶ建築士試験の構造

【好評】LINEで質問!

管理人に質問してみる?

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

【初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

▼【好評!】管理人おすすめ▼

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鉄筋コンクリート造の基礎 > d13の鉄筋のかぶりは?3分でわかる値、意味、重ね継手長さ、定着長さ
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事