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d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30~70mmの範囲です。d13の鉄筋を配置する部材の種類に応じて、必要なかぶり厚さは変わります。
基礎にd13の鉄筋を配置するなら、かぶり=70mm、梁の場合は40mmです。鉄筋径はかぶり厚さに影響しません。d13とD29でも同じかぶり厚さになることも多いです。
今回はd13の鉄筋のかぶり、意味、重ね継手長さ、定着長さについて説明します。かぶり、定着長さ、継手の詳細は下記が参考になります。
d13の鉄筋のかぶり(設計かぶり)は30~70mmです。柱、梁、壁、基礎などの部材ごとに、および「土に接する、接しない」などの条件で、必要なかぶり厚さは異なります。
例えば、基礎に配置するd13の鉄筋であれば、設計かぶり厚さ=70mmとします。土に接しない梁の場合、40mmで良いでしょう。
鉄筋のかぶり厚さは、鉄筋径ではなく構造部材の部位等で決まります。下表にかぶり厚さ(最小かぶり厚さ)を示しました。
また、かぶりの考え方の詳細は下記をご覧ください。
設計かぶり厚さとは?1分でわかる意味、基礎、鉄筋との関係、最小かぶり厚さとの違い
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d13の鉄筋の重ね継手長さは、フック有とフック無しで値が大きく変わります。また、コンクリートの設計基準強度も影響します。鉄筋の重ね継手長さの表を下図に示しました。
d13は鉄筋の材質としてはSD295Aです。Fc=24N/m㎡、フックありとすれば、d13の継手長さ=25dになります。d=13mmなので、L=25×13=325mm以上必要です。
重ね継手長さの詳細は下記をご覧ください。
重ね継手の長さの計算は?1分でわかる計算、異径の場合の計算、d35の値
d13の鉄筋の定着長さは下表から決めます。なおカッコ内はフック付きの値です。
Fc=24の場合、定着長さL2=20d=20×13=260mm以上となります。鉄筋の定着長さの詳細は下記をご覧ください。
今回は、d13の鉄筋のかぶりについて説明しました。d13の鉄筋のかぶり厚さは30mm~70mmの範囲です。
鉄筋径ではなく、構造部材の部位ごとにかぶり厚さは変わります。定着長さ、継手長さも併せて勉強しましょう。
sd345とd13の関係は?1分でわかる関係、規格、重量、引張強度
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