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計画共用期間とは?1分でわかる意味、読み方、耐用年数、強度との関係

この記事の要点

計画共用期間とは、コンクリート構造物に重大な劣化を生じさせない期間で、短期(30年)・標準(65年)・長期(100年)・超長期(200年)があります。

計画共用期間が長いほど設計基準強度・かぶり厚さが大きくなり、より厳しい仕様が求められます。

この記事では、計画共用期間とは何か、計画共用期間はどう読むのか、強度とどう関係するのかを整理します。

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計画共用期間とは、コンクリートに重大な劣化を生じない期間です。一般的に「耐用年数」ともいいます。


計画共用期間の級(レベル)は、短期、標準、長期、超長期があります。短期よりも、超長期のほうが「高い耐久性」を持ちます。長い間、重大な劣化を生じません。


今回は、計画共用期間の意味、読み方、耐用年数、強度との関係について説明します。※コンクリートの耐久性は、設計基準強度やかぶりも関係します。

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計画共用期間とは?

計画共用期間とは、コンクリートに重大な劣化を生じない期間をいいます。計画共用期間の級(レベル)と計画共用期間の関係を下記に整理しました。


短期 ⇒ 30年程度

標準 ⇒ 65年程度

長期 ⇒ 100年程度

超長期 ⇒ 200年程度


計画共用期間の級が短期の場合、30年間は重大な劣化が生じません。超長期になると200年間も重大な劣化が生じない仕様とします。


求められる計画共用期間の級に対して、設計基準強度、スラッジ水の可否など、コンクリートの仕様が変わります。

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計画共用期間の読み方

計画共用期間は、「けいかくきょうようきかん」と読みます。関連する用語の読み方を整理しました。


計画共用期間の級 ⇒ けいかくきょうようきかんのきゅう

計画共用期間と耐用年数の関係

計画共用期間は、コンクリートに重大な劣化が生じない期間です。一般的に「耐用年数」ともいいます。


どんなに小さな鉄筋コンクリート造でも、計画共用期間の級を「標準」として設計します。耐用年数は「65年程度」と考えてもよいでしょう。


ただし、時代と共に求められる計画共用期間の級は変わります。「長期」が標準的な級となれば、耐用年数は100年となります。

計画共用期間の級と強度との関係

計画共用期間の級に応じて、コンクリートの仕様が変わります。超長期のコンクリートは、特にハイグレードです。計画共用期間の級と強度の関係を下記に整理しました。


短期 ⇒ 18 N/m㎡

標準 ⇒ 24 N/m㎡

長期 ⇒ 30 N/m㎡

超長期 ⇒ 36 N/m㎡


昔の建物は、設計基準強度21が標準でした。上記より、計画共用期間の級を標準とするなら、Fc24が必要です。

混同しやすい用語

耐久設計基準強度(Fd)

計画共用期間に対応した耐久性を確保するために必要なコンクリートの圧縮強度の基準値です。

計画共用期間が建物の使用年数の目標を示す期間であるのに対して、耐久設計基準強度はその期間を満足するために設定される強度の指標値です。

設計基準強度(Fc)

構造設計において部材の強度計算の基準となるコンクリートの圧縮強度です。

耐久設計基準強度が計画共用期間に対する耐久性の観点から決める強度であるのに対して、設計基準強度は構造安全性の観点から定める強度で、両者の大きい方が採用されます。

計画共用期間を整理した表を示します。

項目内容備考
短期30年程度/設計基準強度18N/mm2最も低耐久仕様
標準65年程度/設計基準強度24N/mm2一般的な建築物に適用
長期・超長期100年・200年程度/30~36N/mm2以上高耐久仕様・LCC低減に有効

まとめ

今回は計画共用期間の意味が理解頂けたと思います。計画共用期間は、コンクリートに重大な劣化が生じない期間です。耐用年数ともいいます。


計画共用期間の級は、短期、標準、長期、超長期がありましたね。級と計画共用期間の関係を覚えてください。


また、計画共用期間の級に応じて、設計基準強度、スラッジ水の仕様が変わります。

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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