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コンクリートは乾燥収縮が起きやすい材料です。コンクリートは水、セメント、骨材を混ぜてつくります。
このコンクリート中に含まれる水分が、外気などの影響で蒸発します。コンクリート中の水分が蒸発した分、コンクリートが収縮します。これが乾燥収縮です。
乾燥収縮が起きると、コンクリートにひび割れが起きます。
今回はコンクリートの乾燥収縮の意味、乾燥収縮率とjass5、骨材、ひび割れとの関係について説明します。jass5、骨材の詳細など下記も参考になります。
骨材とは?1分でわかる意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い
コンクリートは水、セメント、骨材を混ぜてつくる材料です。よってコンクリート中には水分が含まれています。
この水分が外気などの影響で蒸発します。コンクリート中の水分が抜けた分、コンクリート内部は収縮します。これが乾燥収縮です。
乾燥収縮が起きると、コンクリートにひび割れが生じます。よって乾燥収縮は、コンクリートの劣化現象の1つです。
上記のように、乾燥収縮は水分が原因です。よってコンクリートの単位水量を多くするほど、乾燥収縮量も大きくなります。
なお骨材の量を増やせばセメント量を減らすことができます。セメント量を減らせば単位水量も少なくなります。結果、ひび割れを低減することが可能です。
コンクリートに比べて、セメントペーストやモルタルは、よりひび割れやすい材料です。詳細は下記をご覧ください。
セメントペーストとは?1分でわかる意味、使い方、水の量、タイルとの関係
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jass5ではコンクリートの乾燥収縮率が規定されています。乾燥収縮率はJISA1129などにより測定される「ひずみの値」です。
簡単にいうと、供試体の乾燥収縮量と元の長さの比率です。jass5では、コンクリートの計画共用期間の級に応じて、乾燥収縮率を下記以下の値とします。
標準 ⇒ 650~800×10-6
高級 ⇒ 500~650×10-6
特級 ⇒ 500×10-6
詳細はjass5やJISA1129をご覧ください。
建築工事標準仕様書・同解説 5―JASS 5 2018 鉄筋コンクリート工事
コンクリートの乾燥収縮はひび割れの原因です。jass5では収縮ひび割れ幅の許容値として、下記の値を規定しています。
屋内 ⇒ 0.3mm以下
屋外 ⇒ 0.2mm以下
また耐久設計指針では、要求性能を「耐久性」「漏水」に分けて、さらに細かな値が規定されています。詳細は下記の書籍をご覧ください。
今回は、コンクリートの乾燥収縮について説明しました。コンクリート中には水分が含まれています。
この水分が蒸発することで、その分、コンクリート内部が収縮します。これが乾燥収縮です。ひび割れの原因になることを覚えてくださいね。
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建築工事標準仕様書・同解説 5―JASS 5 2018 鉄筋コンクリート工事
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