この記事の要点
鉄筋の単価は径・材質(SD295A・SD345等)・市場相場によって異なり、一般的に重量(kg)単位で取引され相場は市況によって変動する。
鉄筋の単価は年や地域によっても変動し、設計積算では最新の市場価格を参照することが実務の基本である。
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鉄筋の単価は、径や材質で変わります。また、その年や地域でも変動します。
今回は、鉄筋の単価、重さ、径、材質との関係について説明します。なお、単に「鉄筋」というと、異形鉄筋のことです。異形鉄筋の意味は、下記が参考になります。
鉄筋の単価を下図に示します。ただし、下図の単価は2018年12月(東京都)での数値です。実際の単価とは異なるので注意してください。
Sd295aはD10~D16の径が一般的です。物価版でも、D16までしか単価がありません。D19は流通していません。
Sd345とsd295aの単価を比較すると、同じ鉄筋径でもsd345の方が、単価が高いです。材質が高くなるほど、単価も上がると覚えてくださいね。
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鉄筋の単価は、径と材質で変わります。鉄筋の単価と材質、径の関係を下記に整理しました。
・鉄筋の単価は、径が大きくなるほど高くなりやすい(例外もある、流通が少ない細径鉄筋は高い)。
・鉄筋の単価は、材質が上がるほど高くなる。
鉄筋の単価は、「1t当りの価格」で表記されます。例えば、sd295AのD16の単価は、
73000 円/t
です。D16の重量は1.56kg/mです。D16の鉄筋が1t(トン)になる長さは、
1000/1.56=641m
です。641m使って、ようやく1t(=73000円)です。鉄筋は軽いです。鉄筋を1本増やしても、コストの影響は少ないです。もちろん、不要に鉄筋径を大きくしたり、長さを増やすとコストは高くなります。
鉄筋径と鉄筋の重量を下図に示します。径と重さの関係を理解してくださいね。
なお、鉄筋径がわかれば、計算で鉄筋重量が求められます。下記も併せて参考にして下さい。
鉄筋の比重は?1分でわかる重量、d13の重量、sd295、sd345の関係
鉄筋の単価を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 単価の目安 | 7万?9万円/t(概算) | 年や地域・市況により変動 |
| 単価に影響する要因 | 径・材質・時期・地域 | 積算では重量(kg・t)に単価をかける |
| 径と単価の関係 | 径が大きいほど1m当たりの単価は高い | 重量当たりの単価は径によりほぼ差がない場合もある |
今回は鉄筋の単価について説明しました。鉄筋の単価は、材質や径、地域、年により変動します。
具体的に「いくらか?」説明が難しいです。ただし、7万~9万円/tで推移すると覚えましょう。鉄筋の径、重さは下記が参考になります。
鉄筋の比重は?1分でわかる重量、d13の重量、sd295、sd345
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では「鉄筋の単価に影響する要因(径・材質・時期・地域)」の知識が問われる場合があります。積算の基本的な考え方として理解しておきましょう。
鉄筋の重さ(単位質量)は径によって決まり、積算では重量(kg・t)に単価をかけて鉄筋工事費を算出します。
径が大きいほど1m当たりの単価は高くなりますが、重量当たりの単価は径によってほとんど差がない場合もあります。積算実務での計算方法を理解しておきましょう。