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異形鉄筋と丸鋼の違いをご存じでしょうか。同じ形だとしても、異形鉄筋と丸鋼では性質が全く違います。今回は、異形鉄筋と丸鋼の違い、規格を説明します。
丸鋼の意味は下記が参考になります。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
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異形鉄筋と丸鋼の化学成分、機械的性質は、下記の通りです。丸鋼は、SR235という材質を使います。丸鋼に関しては、この1つのみです。異形鉄筋はSD295A、SD345など比較的沢山の材質があります。SR235、SD295A、SD345の特徴は下記が参考になります。
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SD295Aの規格が丸わかり!SD295Aの規格、機械的性質、化学成分
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異形鉄筋とは、丸鋼にリブと節が付いた棒鋼です。下図をみてください。これは異形鉄筋の断面図と側面図です。
なぜ異形鉄筋にはリブが付いているのか、それはコンクリートへの付着力、定着力を高めるためです。詳細は、下記が参考になります。
丸鋼とは、単純に丸い鋼材のことです。以前までは、鉄筋コンクリートに使う鉄筋は丸鋼でした。しかし、付着力に乏しいため異形鉄筋が開発されたのです。現在は、鉄筋として丸鋼が使われることはありません。特殊なケースや、仕上げ材に限って丸鋼が使用されるでしょう。
但し、丸鋼は使用不可ではありません。異形鉄筋と比べると、性能が劣るため敢えて使うことが無いのです。
丸鋼は下記も参考になります。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
異形鉄筋と丸鋼の見分け方は、見た目です。前述したように、異形鉄筋はリブや節が付いています。丸鋼は、これらの突起が付いていません。※リブの意味、異形鉄筋の最外径は下記が参考になります。
建築のリブとは?1分でわかる意味、鉄骨、鋼材、デッキとの関係、リブと薄板構造
異径鉄筋の最外径とは?1分でわかる値と意味、d19、d22、d25、d41の最外径は?
異形鉄筋は材質を見分けるため、鋼種マーク、ロールマーク、サイズ表示がされます。下図が異形鉄筋のロールマークなど表示例です。
ロールマークは、製造会社名などが明記されます。鋼種(鉄筋の材質)は、基本的に「突起の数」で判断します。
なお、丸鋼(SR235)は、ロールマーク自体がありません。さらに、異形鉄筋にはサイズ表示もあります。これは単純に、呼び径の数字が鉄筋に印字されるものです。
今回は、異形鉄筋と丸鋼の違いについて説明しました。違いは、見た目で簡単に判断できます。異形鉄筋の特徴についても理解しましょう。下記が参考になります。
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