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鉄筋の比重は、7.85t/m3です。これは鋼の比重と同じです。今回は、鉄筋の比重と、sd295、sd345の重量、d13の重量、鉄筋の重量の計算、鉄筋の断面積の計算について説明します。※sd295a、sd345は下記が参考になります。
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また、鉄筋には色々なサイズがあります。下記が参考になります。
鉄筋の比重は、7.85(t/m3)です。鉄筋は、鋼を細長い棒状にしたものです。よって、比重は鋼と同じです
これは、鉄筋の材質に関わらず一定です。
比重の単位は無次元ですが、単位体積重量と同じ値になるので、比重の値に単位体積重量の単位をつけても、実務上は問題ないでしょう。
単位体積重量については下記が参考になります。
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
また、コンクリートの比重は2.3t/m3、鉄筋コンクリートの比重は2.4t/m3が使われます。両者の差、0.1t/m3が鉄筋の単位体積重量です。
これは、鉄筋コンクリート部材としては、鉄筋よりもコンクリートの体積が大きいためです。
鉄筋コンクリート部材の体積と重量がV、W、コンクリートの体積と重量がV1、W1、鉄筋の体積と重量をV2、W2とします。
V=V1+V2
W=W1+W2
W1>W2
上記のとき、コンクリートの重量が、鉄筋の重量より大きいので、鉄筋コンクリート部材の体積に対しては、鉄筋の単位体積重量が小さくなるのです。
W1/V≒2.3t/m3
W2/V≒0.1t/m3
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sd295a、sd345の鉄筋重量を下記に整理しました。Sd295aは、主にD10~D16に使う材質です。sd345はD19~D25に使う材質です。
D13の鉄筋重量は、下記です。
上記のように、鉄筋の重量は「単位長さ当たりの重量」で表します。
鉄筋の重量は、下式で計算します。
鋼の単位体積重量は、7.85kg/m3です。断面積は、概算的に計算することも可能ですが、規格に定められた断面積を使ってくださいね。
鉄筋には長さがあるので、鉄筋の単位長さ当たりの重量に長さを掛けると、鉄筋の重量が算定できますね。
鉄筋の重量(鉄筋量)=鉄筋の単位長さ当たりの重量×鉄筋の長さ
鉄筋の断面積は、規格で決まっています。下記の記事に、各鉄筋のサイズと断面積を示したので、参考にしてください。
例えば、D13の鉄筋断面積は、
です。D13は鉄筋直径が概ね13mmなので、断面積を算定すると、
となり、127とは値が違います。鉄筋コンクリート部材の断面算定をするとき、自分で計算した断面積を使わないよう注意してください。
今回は、鉄筋の比重について説明しました。鉄筋の比重は、鋼の比重と同じだと理解頂けたと思います。
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