この記事の要点
陸屋根(ろくやね)とは、勾配がほぼない水平な屋根のことだ。「陸」は「ろく」と読み、「平らで水平な状態」を表す。同じ漢字を使う「不陸(ふろく)」は逆に平らでない状態を意味し、床や仕上面の水平確認で使われる。
陸屋根の防水は勾配がないため雨水が溜まりやすく、防水層の施工精度が耐久性を左右する。勾配は1/50〜1/100程度の水勾配を設けるのが標準で、ドレーン(排水口)周りの詳細設計が欠かせない。
陸屋根でも最低1/100程度の屋根勾配が設けられており、完全に水平ではありません。関連用語「不陸(ふろく)」は平面に凹凸がある状態を指します。
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陸屋根は「ろくやね」と読みます。
陸は「ろく」と読み、面が水平であることを意味します。
関係用語に「不陸(ふろく)」があります。
不陸は漢字の通り「陸でない状態」なので、平面がデコボコになっている状態です。
「不陸の無いようにする~」等のように使います。
今回は陸屋根の読み方、勾配、構造との関係について説明します。
屋根勾配の詳細は下記も参考になります。
屋根勾配とは?意味・計算式と角度の換算・3寸勾配の傾きと屋根材別の最低勾配
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陸屋根は「ろくやね」と読みます。また「りくやね」と読むこともあります。関係用語の読み方を下記に示します。
陸 ⇒ ろく、りく
不陸 ⇒ ふろく、ふりく
陸は平面が水平である状態を意味します。また不陸は漢字の通り「陸でないこと」で、平面に凹凸(おうとつ)がある状態です。下図をみてください。陸と不陸の違いを示しました。
陸屋根は、鉄筋コンクリート構造で多く採用されます。鉄筋コンクリート造の場合、木造住宅で一般的な切妻屋根のように、急な勾配にすることが面倒(施工上)なことが理由の1つです。また、鉄骨構造でも陸屋根を採用することがあります。
陸は平面が水平である状態を意味します。一方で、陸屋根は「完全に水平では無い」ので注意しましょう。屋根は雨水を適切に流す目的があります。雨水が流れないと「屋根の上に溜まる」からです。
陸屋根にも屋根勾配が最低でも1/100はあります。1/100の屋根勾配の場合、10mのスパンで100mmの差があります。
屋根勾配の詳細は下記が参考になります。
屋根勾配とは?意味・計算式と角度の換算・3寸勾配の傾きと屋根材別の最低勾配
混同しやすい用語
陸(ろく)・陸屋根
「陸」は平面が水平であることを意味し、「陸屋根(ろくやね)」は水平に近い緩やかな屋根のこと。RC造や鉄骨造で多く採用され、最低1/100の勾配を持つ。
不陸との違いは、陸が「平坦な状態」を指すのに対し、不陸は「凹凸がある状態(平坦でない状態)」を指す点が異なる。
不陸(ふろく)
平面に凹凸があり、水平・平坦でない状態を指す用語。「不陸の無いよう施工する」のように、施工上の品質管理の文脈で使われることが多い。
陸との違いは、不陸は「陸でない=平坦でない」状態であり、施工不良や仕上げの乱れを表す文脈で使われる点が異なる。
陸屋根を整理した表を示します。
| 屋根の種類 | 読み方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 陸屋根 | ろくやね | ほぼ水平、RC造・鉄骨造に多い |
| 切妻屋根 | きりつまやね | 三角形の一般的な屋根、木造住宅に多い |
| 寄棟屋根 | よせむねやね | 四方に傾斜する屋根、和風建築に多い |
今回は陸屋根の読み方について説明しました。陸屋根は「ろくやね」と読みます。あるいは「りくやね」です。関係用語に陸(ろく、りく)と不陸(ふりく、ふろく)があります。屋根勾配の詳細も併せて勉強しましょう。
屋根勾配とは?意味・計算式と角度の換算・3寸勾配の傾きと屋根材別の最低勾配
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「陸屋根」の読み方と意味は?
「ろくやね」と読み、勾配がほぼない水平な屋根のことです(「陸」は平らで水平な状態を表します)。
陸屋根の勾配の標準は?
1/50〜1/100程度の水勾配を設けるのが標準で、完全に水平ではありません。
「不陸(ふろく)」とは?
平面に凹凸がある(平らでない)状態を指します。

