この記事の要点
間仕切りとは、建築物の内部空間を仕切ることで、仕切りに用いる壁を「間仕切り壁(内壁)」といいます。
間仕切り壁は耐震性を必要としないため、軽量鉄骨下地(LGS)+石膏ボードで構成されることが多く、外壁とは役割・構造が異なります。
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間仕切りとは、建築物の内部空間を仕切ることです。間仕切りを行う壁を、間仕切り壁といいます。単に「内壁(ないへき)」ともいいます。今回は間仕切りの意味、読み方、建築物、lgsとの関係について説明します。
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間仕切りとは、建築物の内部空間を仕切ることです。下図をみてください。外壁に囲まれただけでは、内部空間を有効に使えません。居間、お風呂、トイレ、倉庫など、用途別に部屋を「区切りたい」はずです。よって建築物に、間仕切りは必ず必要です。
間仕切りを行う壁を、間仕切り壁といいます。間仕切り壁は、内壁(ないへき)ともいいます。間仕切り壁は、内部空間を仕切る目的なので、外壁と違って耐震性を必要としません。間仕切り壁には、後述する「lgs+ボード」が用いられます。
なお、外壁の意味は下記が参考になります。
外壁とは?1分でわかる意味、内壁との違い、読み方、厚み、寸法
間仕切りは、「まじきり」と読みます。間仕切り壁は「まじきりかべ」です。
建築物を構成する壁には、外壁と内壁があります。外壁は建物の耐震性や安全性、防犯性など色々な役割があります。一方、間仕切り壁のような内壁は、主に「内部空間を区切る」目的をもちます。
建築物の中に入ると、必ず壁を目にします。例えば、マンションの2LDKではリビングや寝室を隔てる壁があります。これが間仕切り壁です。建築物に間仕切りは無くてはならない存在です。
間仕切り壁にはlgsを用います。Lgsとはライトゲージスタッドの略です。軽量鉄骨や軽量鉄骨下地といいます。軽い鋼と考えてください。下図をみてください。これがlgsです。Lgsには、溝形などの形状があります。
間仕切り壁は、内部空間を仕切るための壁です。耐震性や必要以上の強度は不要なので、石膏ボードなどを用います。石膏ボードは遮音性や断熱性がありますが、外壁材に比べると耐力は低いです。
石膏ボードは、建物内部に直接設置できないので下地材としてlgsを使います。Lgsと似た材料に、リップ溝形鋼があります。詳細は、下記も参考になります。
混同しやすい用語
間仕切り壁(内壁)
建築物の内部空間を区切るための壁で、耐震性は不要なためLGS(軽量鉄骨)と石膏ボードで構成されます。「ないへき」とも呼ばれます。
外壁と異なり構造的な耐力を持たないため、移動・撤去が比較的容易で、間取り変更にも対応しやすい壁です。
外壁(がいへき)
建物の外周を囲む壁で、耐震性・防犯性・断熱性・防水性など多くの役割を担い、構造体の一部として計画されます。
間仕切り壁と違い構造耐力を負担することが多く、勝手に撤去・変更することはできません。
今回は間仕切りについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。間仕切りは、内部空間を区切ることです。間仕切りを行う壁を、間仕切り壁といいます。間仕切りの読み方、目的、外壁との違いも理解しましょう。下記も併せて勉強してくださいね。
外壁とは?1分でわかる意味、内壁との違い、読み方、厚み、寸法
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では、間仕切り壁と耐力壁(耐震壁)の違いや、帳壁(ちょうへき)との区別が問われることがあります。
「間仕切り壁は構造耐力を負担しない」という基本を押さえておけば、耐震壁・帳壁・外壁との比較問題にも対応できます。