この記事の要点
屋根勾配は水平距離と高さ(高低差)の関係から計算できます。
屋根勾配は分数表記、寸表記、度数表記があります。
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屋根勾配は水平距離と高さ(高低差)の関係から計算できます。
屋根勾配は分数表記、寸表記、度数表記があります。
屋根勾配を表すときは、分数表記と寸表記が一般的です。
例えば、水平距離が10mで高さが1mのとき、屋根勾配は1/10です。
これを1寸と表記します。
屋根勾配と水平距離が分かれば、高さの計算も可能です。
今回は屋根勾配と高さの計算、片流れの屋根との関係、勾配係数の一覧について説明します。屋根勾配の計算、意味は下記が参考になります。
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屋根勾配は水平距離と高さ(高低差)の関係から計算できます。下図をみてください。水平距離が10mで、高さが1mです。屋根勾配を分数表記するとき「1/10」と書きます。分母が水平距離、分子が高さです。また「1/10=1寸」です。
計算式で表すと、
屋根勾配=1/(水平距離÷高さ)
です。屋根勾配と水平距離が既知のとき、屋根勾配の高さは下式で計算します。
屋根勾配の高さ=屋根勾配×水平距離
また、上図のように片方向だけに傾斜(傾き)のある屋根を、片流れ屋根といいます。勾配の計算、単位は下記も参考になります。
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下図のように、水平距離を10mのまま高さを1m⇒2m⇒3mと変化させます。屋根勾配1/10よりも2/10、3/10の方が、勾配が急になります。
屋根勾配長さを水平距離で割った値を勾配係数といいます。勾配係数を使えば、簡単に屋根勾配の長さが計算できます。
屋根勾配の長さ(勾配の斜辺の長さ)=勾配係数×水平距離
屋根勾配と高さ、角度、勾配係数を下表に示します。
混同しやすい用語
勾配係数
屋根の斜辺長さを水平距離で割った値で、屋根勾配(1/10など)そのものとは異なります。
屋根の実際の斜辺長さを求めるときに勾配係数を使います。
片流れ屋根
片方向にだけ傾斜する屋根の形式です。
屋根勾配の計算では水平距離と高さの関係を使いますが、片流れ屋根か切妻屋根かで高さの計算方法が変わります。
屋根勾配と高さの計算を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 屋根勾配の定義 | 高さ÷水平距離(例:1/10=1寸) | 分数で表記するのが一般的 |
| 高さの計算 | 高さ=屋根勾配×水平距離 | 勾配と水平距離から算出 |
| 勾配係数 | 斜辺長さ÷水平距離(例:1寸=1.005) | 屋根の実長さ計算に使用 |
今回は、屋根勾配と高さの計算について説明しました。
屋根勾配と高さの関係、計算方法が理解頂けたと思います。
屋根勾配は、水平距離と高さの関係です。
屋根勾配=1/(水平距離÷高さ)です。
勾配の計算と角度の関係、計算も勉強しましょう。
下記が参考になります。
勾配の計算方法とは?1/100・パーセント・単位の関係をわかりやすく解説
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では屋根勾配と高さの計算が問われます。片流れ屋根では水平距離×勾配(tan値)=高さの変化量として計算します。勾配係数(水平距離に対する斜面長さの比)の一覧も合わせて確認しておきましょう。
屋根高さの計算は日影規制や道路斜線の検討でも必要になります。勾配と角度・斜辺長の関係を三角関数(sin・cos・tan)で素早く計算できるようにしておくと、設計計算問題を時間内に解けます。