この記事の要点
圧密度Uとは、地盤の圧密(排水・体積収縮)がどの程度進んだかを表す指標です。U=0%が圧密前、U=100%が圧密完了の状態を意味します。
実務では圧密度90%(U=90%)に達するまでの時間が施工スケジュールの目安になります。時間係数Tvと圧密度の関係を把握しておくと、軟弱地盤での沈下管理に役立ちます。
圧密度は無次元数のため単位は無し(百分率で表す場合は%を付ける)
圧密度90%は全圧密量の90%が進行した状態、100%は圧密完了を意味する
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圧密度の求め方は「(e0-e)/(e0-emin)×100」、「U=(u0-u)/u0×100」、「U=S/Smax×100」等です。
用いる数値は異なりますが考え方は同じで、全圧密量に対する任意の時間tにおける圧密量との比率を表します。
今回は圧密度の求め方と意味、単位、圧密度90%、100%の意味について説明します。圧密度の詳細は下記が参考になります。
圧密度とは?求め方と意味・全圧密量との比率と粘性土の沈下速度への応用
圧密度の求め方を下記に示します。
用いる数値は異なりますが考え方は同じで「圧密度=任意の時点における圧密量÷全圧密量」を、間隙比、間隙水圧、圧密沈下量の観点から求めています。
圧密度とは?求め方と意味・全圧密量との比率と粘性土の沈下速度への応用
e0は初期状態の間隙比、eminは圧密完了後の間隙比、eは任意の時点における間隙比、u0は初期状態の過剰間隙水圧、uは任意の時点における過剰間隙水圧です。
また、Sは任意の時点における圧密沈下量、Sc最終圧密沈下量です。よって、圧密沈下量は下式から算定できます。
圧密沈下量、最終圧密沈下量の求め方は下記が参考になります。
圧密沈下量の計算方法|S=Sc×U・最終圧密沈下量と圧密度の求め方
最終圧密沈下量の計算方法|e-logp法・mv法・cc法の手順と使い分け
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圧密度は無次元数なので単位は無しです。ただし、百分率の値で表せば「%」を付けます。無次元数の詳細は下記が参考になります。
無次元数とは?意味・単位・種類(レイノルズ数など)・無次元量との違いを解説
圧密度90%、100%の意味は下記の通りです。
・圧密度90% ⇒ 全圧密量に対して90%の圧密沈下が生じた状態
・圧密度100% ⇒ 想定される圧密が完了した状態(全圧密量に達した状態)
圧密度の求め方を整理した表を示します。
| 求め方 | 使用する量 | 式 |
|---|---|---|
| 間隙比による方法 | e0・e・emin | U=(e0-e)/(e0-emin)×100 |
| 過剰間隙水圧による方法 | u0・u | U=(u0-u)/u0×100 |
| 圧密沈下量による方法 | S・Smax | U=S/Smax×100 |
今回は圧密度の求め方について説明しました。
圧密度の求め方には「(e0-e)/(e0-emin)×100」、「U=(u0-u)/u0×100」、「U=S/Smax×100」等があります。
圧密度の意味、圧密沈下量と最終圧密沈下量の関係など下記も勉強しましょう。
圧密度とは?求め方と意味・全圧密量との比率と粘性土の沈下速度への応用
圧密沈下量の計算方法|S=Sc×U・最終圧密沈下量と圧密度の求め方
最終圧密沈下量の計算方法|e-logp法・mv法・cc法の手順と使い分け
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圧密度Uの単位は?
無次元のため単位はなく、百分率で表す場合は%を付けます。
圧密度の求め方(計算式)は?
「(e0-e)/(e0-emin)×100」「U=(u0-u)/u0×100」「U=S/Smax×100」などで求めます(いずれも全圧密量に対する任意時間の圧密量の比率)。
