建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 基礎構造を学ぶ > 独立基礎とは?べた基礎との違い、直接基礎との関係

独立基礎とは?べた基礎との違い、直接基礎との関係


独立基礎とは、柱の下部にのみ設けた基礎のことです。下図に独立基礎を示します。



独立基礎の場合、布基礎(柱間を縫うように連続する基礎)、べた基礎(建物下部の全体に設けた基礎)と異なり、柱の下にのみ独立して設置されている点が特徴です。



また、独立基礎は柱下部にのみ基礎を設けるので適切に設計すれば、経済的にも合理的(基礎の鉄筋コンクリート体積を減らせる)となります。そのため、大きな基礎が必要となりやすい非住宅の建物では、経済的な観点からも独立基礎を採用する場合が多くなります。


ただし独立基礎を設置する場合、基礎としては独立していますが、独立基礎同士を「地中梁」でつなぎます。これは、柱下部に生じる曲げモーメントを地中梁に伝達させるためで、仮に地中梁が無ければ、独立基礎単体で柱に生じる曲げモーメントを処理できるように、接地圧等の検討も必要となります。地中梁の付かない独立基礎の設計は下記をご覧ください。

地中梁が付かない独立基礎のデメリット


なお、独立基礎、べた基礎、布基礎を総称して「直接基礎」といいます。

直接基礎とは?1分でわかる種類、設計方法、地盤改良、杭基礎との違い

まとめ

今回は独立基礎について説明しました。独立基礎とは、柱の下部にのみ設けた基礎のことです。独立基礎は柱下部にのみ基礎を設けるので適切に設計すれば、経済的にも合理的(基礎の鉄筋コンクリート体積を減らせる)な基礎構造です。独立基礎の設計方法など下記も勉強しましょう。

布基礎と独立基礎、ベタ基礎の違いと、本当に伝えたい各基礎の特徴

独立基礎の設計概要

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


▼スポンサーリンク▼

▼【好評!】管理人おすすめ▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【好評】LINEで質問!

管理人に質問してみる?

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

【初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

▼【好評!】管理人おすすめ▼

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 基礎構造を学ぶ > 独立基礎とは?べた基礎との違い、直接基礎との関係
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事