この記事の要点
捨てコンクリートの図面表記は「斜め左上(斜め右下)向きの二重線」を一定間隔に書くことで表す。
鉄筋コンクリートの表記は「斜め右上(斜め左下)向きの三重線」を一定間隔に書く。
砕石(割栗石)のハッチングも捨てコンと一緒に覚えておくとよい。
捨てコンクリートの目的は墨出しと作業面の平滑化で、建物強度とは直接関係しない。
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捨てコンクリートとは基礎下や地中梁下に施工する無筋コンクリートです。下図のように地中梁下には捨てコン50mmと砕石60mm(または100mmが一般的な厚さ)を敷きます。

上図のように、捨てコンクリートの図面表記は"斜め左上(斜め右下)向きの二重線" を一定間隔に書くことで表します。
この図面表記は捨てコンクリートだけでなく「その他の無筋コンクリート部分」でも同様です。
また、砕石のハッチングは上図の通りです。捨てコンクリートと割栗石はセットなので併せて覚えると良いでしょう。
なお、鉄筋コンクリートを表す場合は"斜め右上(斜め左下)向きの三重線"を一定間隔書くことで表します。

なお、捨てコンクリートの目的は下記の通りです。
・墨出しのため(通心や柱芯などの目印を付ける作業)
・作業面の平滑化(施工性の向上)のため
以上のように、捨てコンクリートは建物の強度と直接関係無いですが、施工性向上のため欠かすことのできない部材です。捨てコンクリートの詳細は下記が参考になります。
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混同しやすい用語
捨てコンクリートを整理した表を示します。
| 項目 | 図面の記号 | 意味 |
|---|---|---|
| GL | 地盤面(グランドライン) | 基準となる地盤レベル |
| CH | 捨てコンクリートの天端レベル | 設計GL±0から算出 |
| BH | 基礎底面のレベル | 最も深い掘削底レベル |
今回は捨てコンクリートの図面表記について説明しました。捨てコンクリートとは基礎下や地中梁下に施工する無筋コンクリートです。

捨てコンクリートの詳細は下記も参考になります。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
図面表記の問題は実務・試験両方で重要です。捨てコン(二重線・斜め左上)と鉄筋コンクリート(三重線・斜め右上)のハッチングの違いを図で確認して覚えましょう。砕石のハッチングも合わせて覚えておくと図面読解力が上がります。