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基礎天端(きそてんば)とは、基礎のフーチング天端(フーチングの上端)のことです。
べた基礎の場合、基礎スラブの天端を意味します。また、基礎天端の高さは、基礎底とフーチングの高さから自動的に決まることが多いです。
あるいは、地中障害物(地中配管等)をよけるために、基礎天端を下げることもあるでしょう。
今回は基礎天端の意味、読み方、高さの決め方について説明します。基礎底、フーチング、天端の意味は下記をご覧ください。
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
基礎天端(きそてんば)とは、基礎のフーチング天端(フーチングの上端)のことです。
なお、べた基礎の基礎天端は「基礎スラブ上端」を意味します。下図に基礎天端の位置を示しました。
基礎天端と関連して、大切な用語に「設計GL」と「基礎底」があります。
基礎天端の高さは、意図して決めるよりも「基礎底、フーチングの高さ」などから自動的に決まることが多いです。
下図をみてください。基礎の高さ方向の位置を決める場合「基礎底」が重要です。なぜなら、基礎底は「基礎の地耐力(地盤の許容応力度)」に影響するからです。
よって基礎底は、基本的には構造計算および構造部材との納まり・施工性などから決定されます。
次に「基礎のフーチングの高さ」を決めます。
フーチングの高さも構造計算により決めます。フーチングには曲げモーメント、せん断力が作用するので、これらの応力に対して問題の無い高さとします。
以上、基礎底とフーチングの高さが決定すると、自然と基礎天端が決まるのです。
また、地中障害物(地中配管など)が基礎天端と干渉するために「基礎天端を下げる」こともあります。基礎底、フーチングの意味など下記も勉強しましょう。
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
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基礎天端の読み方は「きそてんば」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・天端 ⇒ てんば
・基礎底 ⇒ きそぞこ
・上端 ⇒ うわば
・下端 ⇒ したば
・GL ⇒ じーえる
天端、基礎底の意味は下記が参考になります。
基礎底とは?1分でわかる意味、基礎底面との違い、根切り、直接基礎の支持力
今回は基礎天端について説明しました。基礎天端とは、基礎のフーチングの上端のことです。
基礎天端は、フーチングの基礎底とフーチングの高さから決まることが多いです。まずは、基礎底の意味などを勉強しましょう。
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基礎とは?1分でわかる意味、鉄筋、建築物の基礎とコンクリートの関係
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