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底版コンクリートの厚さの基準を下図に示します。布基礎の場合、底版コンクリートの厚さは150mm以上、べた基礎の場合の底版の厚さは120mm以上です。
底版とは基礎スラブのことで、厚みに対して長さや幅の大きな部材です。
底版コンクリートの厚さは前述した基準以上であることはもちろん、「計算により決定」することが望ましいと考えます。
底版は建物の自重を支える基礎部材です。
底版に作用する重さは地盤に伝達され、地盤からは反力(地反力)が底版コンクリートに作用します。
また、底版は鉄筋コンクリート製ですから施工性にも注意を払います。
前述した計算により配筋が「ダブルクロス」で必要となれば、鉄筋のあき(最小間隔)、後述する基礎のかぶりを考慮すると、どう考えても120mmの厚さでは足りません。
建築基準法は「あくまでも最低基準」です。
最低基準の底版の厚さを満足したからといって、その建物の底版コンクリートの厚さが構造性能を満たすとは限りません。
適切な構造計算を行い厚さを決定すべきなのです。底版の意味は下記が参考になります。
底版とは?1分でわかる意味、読み方、底盤や底板との違い、長さ
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底版コンクリートのかぶり厚さは最小でも60mm以上、設計では施工誤差を考慮して+10mmとして70mm以上で考えます。
底版は地盤(土)と接する基礎部材です。基礎の最小かぶり厚さは60mm以上と規定されています。
よって、シングルクロスでD10やD13の配筋であれば底版の厚さ120mmで何とかかぶりを確保できますが、そこまで無理をしなくても、150mmとすればよいでしょう。
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今回は、底版コンクリートの厚さの基準を下図に示します。
布基礎の場合、底版コンクリートの厚さは150mm以上、べた基礎の場合の底版の厚さは120mm以上です。
ただし、底版コンクリートの厚さは前述した基準以上であることはもちろん、「計算により決定」することが望ましいです。
底版の意味は下記も勉強しましょう。
底版とは?1分でわかる意味、読み方、底盤や底板との違い、長さ
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