この記事の要点
角パイプの寸法のrとは角部外側までの半径で、STKRはr=2.0t、BCRはr=2.5t、BCPはr=3.5tと材質によって異なる。
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角パイプは角部(コーナー部)にr寸法が付いて丸みを帯びています。rは角パイプの角部外側までの半径です。また、rの寸法はSTKRで2.0t(tが板厚)、BCRで2.5t、BCPで3.5tです。今回は、角パイプの寸法のrの意味、寸法の規格について説明します。角パイプの規格は下記が参考になります。
STKR材の規格が丸わかり!一般構造用角形鋼管のサイズと断面性能
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR材との違い
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角パイプの寸法のrとは、角部の丸みを帯びた部分(角部外側)までの半径です。下図をみてください。これが角パイプのrの寸法です。
rの寸法は、角パイプの種類で変わります。下記に示します。
STKR r=2.0t(tは板厚)
BCR r=2.5t(tは板厚)
BCP r=3.5t(tは板厚)
例えばBCR295でt=9のとき、r=2.5×9=22.5mmです。下図をみてください。rを示しました。
また、角部のrの寸法が大きいと、断面性能が小さくなるので注意しましょう。角パイプの規格は下記が参考になります。
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角パイプのrと寸法の規格を下記に示します。下表はSTKRのrの規格です。
BCRのrと寸法を下表に示します。
角パイプの断面性能は下記をご覧ください。
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混同しやすい用語
板厚(t)
角パイプの壁の厚み。rとは異なり、角部の丸みの半径を表す寸法ではなく、鋼管壁の板厚そのものである。rはtの倍数(r=2.0t等)で規定される。
角パイプのr寸法を整理した表を示します。
| 材種 | rの計算式 | 例(t=9mmのとき) |
|---|---|---|
| STKR | r=2.0t | r=18.0 mm |
| BCR | r=2.5t | r=22.5 mm |
| BCP | r=3.5t | r=31.5 mm |
今回は、角パイプの寸法とrの関係について説明しました。意味や規格が理解頂けたと思います。角パイプの角部は丸みを帯びています。角部外側までの半径がr(あーる)です。またrの寸法は、角パイプの材質(STKR、BCRなど)で変わることも理解しましょう。下記も勉強してくださいね。
50角パイプとは?1分でわかる意味、規格と重量、厚み、r、強度
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では、角パイプの角部寸法rと材質の関係(STKR・BCR・BCPで異なること)、および断面計算への影響が問われることがあります。