建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 鉄骨の100角とは?1分でわかる意味、重さ、規格、ベースプレート、使い方

鉄骨の100角とは?1分でわかる意味、重さ、規格、ベースプレート、使い方

この記事の要点

鉄骨の100角とは100mm×100mmの角形鋼管で、建築実務では正方形の角形鋼管の断面サイズを「○○角」という呼び方で表します。

100角は比較的小さな断面のため規模が大きな建物では間柱として、小規模建物では主柱として使われることがあり、ベースプレートのサイズは柱面からのアンカーボルト位置を考慮して決まります。

この記事では、鉄骨の100角とは何か、鉄骨の100角の規格はどうなっているのか、ベースプレートとは何か、100角とは何かを整理します。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


鉄骨の100角(ひゃっかく)とは、100mm×100mmの角形鋼管を意味します。

建築設計の実務では、角形鋼管の断面寸法を100角や200角という言い方をします。

今回は鉄骨の100角の意味、重さ、規格、ベースプレートとの関係、使い方について説明します。

角形鋼管の規格は、下記が参考になります。

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

鉄骨の100角とは?

鉄骨の100角(ひゃっかく)とは、100mm×100mmの角形鋼管を意味します。

建築設計の実務では、角形鋼管の断面の大きさを「100角」や「200角」という言い方をします。

なお、正方形の角形鋼管について「○○角」といいます。

角形鋼管の意味、特徴は下記が参考になります。

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

鉄骨の100角の読み方

鉄骨の「100角」は、「ひゃっかく」と読みます。角形鋼管の断面の大きさは、「○○角」という言い方をします。100角以外にも150角(ひゃくごじゅっかく)、200角(にひゃくかく)などといいます。


角形鋼管の特徴は、下記が参考になります。

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

鉄骨の100角と重さ、規格

鉄骨の100角の重さ、規格を下記に示します。


100×100×2.3 6.95kg/m

100×100×3.2 9.52kg/m

100×100×4.5 13.1kg/m

100×100×6.0 17.0kg/m

100×100×9.0 24.1kg/m

100×100×12.0 30.2kg/m


その他の規格は、下記が参考になります。

STKR材(一般構造用角形鋼管)の規格・サイズ・断面性能一覧

鉄骨の100角とベースプレートの関係

鉄骨の100角とベースプレートの関係を下図に示します(例です)。

100角とベースプレート

アンカーボルトの打ち方でベースプレートの大きさも変わります。

一般的に、鉄骨柱面から50mmの位置にアンカーボルトを打設します。

さらに50mm離れた位置がベースプレートの外面です。

よって、100角の鉄骨柱に対して200mm大きくした断面がベースプレートです。


ベースプレート、アンカーボルトの詳細は下記が参考になります。

ベースプレート(BPL)とは?意味・鉄骨柱・柱脚・基礎との関係を解説

アンカーボルトとは?柱脚と基礎をつなぐ役割・種類・施工注意点

鉄骨の100角の使い方

鉄骨の100角は、規模が大きな建物では間柱として使います。

規模が小さな建物(住宅程度)では、主柱として使う可能性もあります。

100角は比較的小さな断面です。

断面性能が大きくないことを覚えておきましょう。

鉄骨柱、角形鋼管の断面性能は、下記が参考になります。

柱(はしら)とは?建築での意味・種類・梁との違いをわかりやすく解説

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

混同しやすい用語

コラム(冷間成形角型鋼管)

冷間ロール成形で製造された角形鋼管の分類名で、柱部材として広く使われます。

「コラム」は製法・材種による分類名であるのに対して、「100角」は断面が100mm×100mmであることを示す寸法の呼称で、同じ部材を異なる観点から表現しています。

鉄骨の100角を整理した表を示します。

項目内容備考
断面寸法100mm×100mm正方形断面の角形鋼管
代表的な用途小規模建物の主柱・間柱大規模建物では間柱として使用
ベースプレート目安柱面から+100mm(両側50mm)アンカーボルト位置により決まる

まとめ

今回は鉄骨の100角について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

鉄骨の100角は、100mm×100mmの角形鋼管です。

正方形の角形鋼管の大きさは、建築設計の実務で「○○角」といいます。

鉄骨柱、角形鋼管の特徴も併せて勉強しましょう。

下記が参考になります。

柱(はしら)とは?建築での意味・種類・梁との違いをわかりやすく解説

冷間成形角形鋼管(コラム)とは|BCR・BCP・STKRの違いと柱材

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

この記事の内容を○×クイズで確認する

この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。

意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

ゼロ所長の構造力学問題集で確認する

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【無料】ゼロ所長が解説!建築士試験の構造を効率よく学ぶ

・試験に出るポイントをわかりやすく解説

・今すぐnoteで学ぶ ⇒  ゼロから学ぶ建築士試験の構造

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 鉄骨の100角とは?1分でわかる意味、重さ、規格、ベースプレート、使い方
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事