この記事の要点
角形鋼管柱は正方形中空断面の鋼管を柱として用いるもので、X・Y方向の断面性能が均等なため鉄骨造の標準的な柱として広く採用される。
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角形鋼管柱とは、角形鋼管による柱のことです。一般的に正方形断面で中空の鋼材を意味します(長方形断面の角形鋼管もあります)。鉄骨造(鋼構造)では、一般的に正方形断面の角形鋼管を柱として使います。また角形鋼管の材質にはSTKR400、BCR295などがあります。今回は角形鋼管柱の意味、規格、ダイアフラム、継手について説明します。角形鋼管の意味、STKR400、BCR295の詳細は下記が参考になります。
STKR材の規格が丸わかり!一般構造用角形鋼管のサイズと断面性能
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR材との違い
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角形鋼管柱とは、角形鋼管による柱です。下図をみてください。これが角形鋼管です。一般的に正方形断面で中空の鋼材を意味します。
角形鋼管は断面性能が高く、方向性がありません(X、Y周りの断面性能が同じ)。扱いやすいことから、鉄骨造(鋼構造)の柱として一般的に使います。
なお角形鋼管柱の材質には「STKR400(一般構造用炭素鋼鋼管)」、「BCR295(冷間成形角型鋼管)」があります。詳細は下記が参考になります。
上記の用語の詳細は下記が参考になります。
STKR材の規格が丸わかり!一般構造用角形鋼管のサイズと断面性能
角形鋼管柱の材質はSTKR400やBCR295を使います。
STKR400の規格は下記の通りです。
BCR295の規格は下記をご覧ください。
BCR295の規格が丸わかり!BCR材のサイズと断面性能、重量、STKR材との違い
角形鋼管柱と梁の接合部には「ダイアフラム」という鋼板が必要です。下図をみてください。これがダイアフラムです。
ダイアフラムはなぜ必要か?覚えるべきたったの3つの種類と特徴
また、角形鋼管柱が長くなると工場製作したものを現場まで運ぶことができません(トラックに載らないため)。そこで、柱に継手を設けます。柱継手は現場で溶接を行います。柱継手の詳細は下記が参考になります。
混同しやすい用語
円形鋼管(STK)
円形断面の中空鋼管。角形鋼管とは異なり断面にX・Y方向の差があるため、方向性のない角形鋼管とは使用状況が異なる。
角形鋼管柱を整理した表を示します。
| 項目 | STKR400 | BCR295 |
|---|---|---|
| 規格区分 | JIS G 3466 | 大臣認定品(冷間成形) |
| 降伏点 | 245 N/mm²以上 | 295 N/mm²以上 |
| 断面形状 | 正方形・長方形中空 | 正方形・長方形中空 |
今回は角形鋼管柱について説明しました。角形鋼管柱とは、角形鋼管の柱です。角形鋼管とは、一般的に正方形断面の中空の鋼材を意味します。角形鋼管柱に用いる材質にSTKR400とBCR295があります。規格や詳細など下記も勉強しましょうね。
STKR材の規格が丸わかり!一般構造用角形鋼管のサイズと断面性能
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では角形鋼管柱の材質(STKR400・BCR295)の違いと、ダイアフラムが必要な理由が出題されます。X・Y方向断面性能が等しい点も重要です。