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シアコネクタとは?1分でわかる意味、スタッドを使う理由、鉄骨部材との関係

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シアコネクタとは異なる部材を接合するための金具です。鉄骨造の床は鉄筋コンクリート製(スラブ)にすることが多いです。このとき、鉄骨梁の上にRCスラブを置いただけでは地震力などで「ずれる」可能性があります。よって鉄骨梁とRCスラブを一体化する目的で、鉄骨梁上にシアコネクタを溶接します。RCスラブと一体化された鉄骨梁を「合成梁」といいます。なお、鉄骨梁上に配置するシアコネクタとして「頭付きスタッド」をよく使います。


今回はシアコネクタの意味、スタッドを使う理由、鉄骨部材との関係について説明します。頭付きスタッド、合成梁の詳細は下記も参考になります。

頭付スタッドとは?1分でわかる意味と材質、規格

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シアコネクタとは?スタッドを使う理由、鉄骨部材の関係

シアコネクタとは異なる部材を接合するための金具です。鉄骨造の床は鉄筋コンクリート製(スラブ)にすることが多いです。このとき、鉄骨梁の上にスラブを置いただけだと、地震力によりスラブがズレる可能性があります。


そこで、鉄骨梁の上にシアコネクタを溶接し、シアコネクタとスラブを一体化させることで「すらそうとする力(せん断力)」に抵抗させます。下図にシアコネクタの有無の違いを示しました。


シアコネクタと鉄骨部材の関係


シアコネクタによりスラブと一体化した鉄骨梁を「合成梁(ごうせいばり)」といいます。また、合成梁は「完全合成梁」と「不完全合成梁」に分けられます。詳細は下記の書籍などが参考になります。

各種合成構造設計指針・同解説


シアコネクタには「頭付きスタッド」をよく使います。頭付きスタッドとは、下図に示す金具です。頭付きスタッドは、根巻き柱脚の鉄骨柱に打つこともあります。


頭付きスタッド


頭付きスタッドの詳細は下記が参考になります。

頭付スタッドとは?1分でわかる意味と材質、規格

まとめ

今回はシアコネクタについて説明しました。シアコネクタとは、異なる部材を接合する金具です。鉄骨梁の上に溶接することで、スラブと鉄骨梁を一体化できます。またシアコネクタには頭付きスタッドを使うことが多いです。下記も併せて勉強しましょう。

頭付スタッドとは?1分でわかる意味と材質、規格

スタッド溶接とは?すぐに分かる意味と、スタッド溶接の強度

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