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比重とは簡単にいうと「水より何倍重いか、軽いか」表す値です。たとえば、ある物質の比重が2であれば、その物質は水より2倍重いのです。逆に、比重が0.5の場合は、その物質は水に比べて0.5倍の軽さです。
比重の定義を下記に示します。比重は「温度が4℃の水の密度に対する物質の密度との比」です。水温が4℃のとき水の密度≒1g/cm3なので、つまり、比重と密度の値はほとんど等しくなります。
たとえば、鋼の密度は約7.85g/cm3です。水の密度≒1g/cm3なので、鋼の比重は「7.85÷1=7.85」になります。なお上式の通り、比重は密度比(密度同士の比率)です。同じ物理量を割り算するので、比重の単位は無し(無次元数)です。
なお、気体の比重は基準とする密度は水ではなく「空気」とします。つまり、空気の密度に対して、歩ある気体の密度との比率が「気体の比重」です。気体の比重は下式で求めます。
さて、比重をもっと簡単に理解するために、比重が小さいとどうなるか、あるいは大きいとどうなるかイメージしながら考えます。下図のようにコップに入った水の中に氷を入れます。氷は水の密度より小さいので、氷の比重は1未満となる小さな値ですね。では、水の中に入れた氷はどうなるでしょうか。答えは皆さんもご存知のように「氷は水の上に浮く」のです。
また、同様に油をコップの水の中に入れると、油も水の上に浮きます。これは油の比重が小さい(1未満)だからです。つまり、比重が小さい(1未満)だと「水の上に浮く」という現象がみてとれます。逆に、比重の大きい(1を超える)物体を水の中に入れると、物体はコップの中に沈みます。
今回は比重の簡単な意味について説明しました。比重とは簡単にいうと「水より何倍重いか、軽いか」表す値です。たとえば、ある物質の比重が2であれば、その物質は水より2倍重いのです。逆に、比重が0.5の場合は、その物質は水に比べて0.5倍の軽さです。比重の求め方、密度との関係など下記も勉強しましょう。
比重の求め方は?計算ツール、比重から重さを求める、比重と密度の換算表は?
密度と比重の関係は?1分でわかる意味、求め方、違い、換算、計算式、水との関係
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