この記事の要点
建築の荷重計算では、材料の比重(または密度)から重量を算出します。「比重と密度は何が違うのか」という疑問は多く、実務ではほぼ同じ値として扱う場面がほとんどです。
この記事では、比重の求め方と密度との関係、主要な建築材料の比重一覧を解説します。
なお、水の密度は約1g/cm3なので、物質の密度と物質の比重は概ね等しい値です。
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比重の求め方は「物質の密度÷水の密度(1g/cm3)」です。
なお、水の密度は約1g/cm3なので、物質の密度と物質の比重は概ね等しい値です。
ただし、比重は「密度の比率」を表すので単位の無い無次元数です。
今回は、比重の求め方、計算ツール、比重から重さを求める、比重と密度の換算表について説明します。
比重の詳細は下記が参考になります。
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
密度と比重の違いと換算方法|関係式と計算式をわかりやすく解説
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比重の求め方は
・物質の密度÷水の密度
です。水の密度≒1g/cm3より「物質の密度=物質の比重」になります。ただ、比重は「密度の比率」を表すので無次元数で単位は無いです。比重の計算ツールを下記に示します。
※比重の計算ツール※
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
比重から物体の重さを求める計算を下記に示します。前述したように、ある物質の密度と比重の値は概ね等しくなります。質量=密度×体積なので、密度を比重に置き換えても質量の値が算定できます。
・重さ=比重×体積
比重と密度の換算表を下記に示します。前述したように、水の密度は約1g/cm3なので密度と比重の値は等しくなります。
【表 密度と比重の換算表】
| 密度(g/cm3) | 比重 |
| 1 | 1 |
| 2 | 2 |
| 3 | 3 |
| 4 | 4 |
| 5 | 5 |
| 6 | 6 |
| 7 | 7 |
| 8 | 8 |
| 9 | 9 |
| 10 | 10 |
密度の詳細、比重との関係は下記が参考になります。
密度とは?意味・求め方と比重との違い・単位(ρ)と水・空気の密度一覧(建築材料)
密度と比重の違いと換算方法|関係式と計算式をわかりやすく解説
混同しやすい用語
比重(ひじゅう)
物質の密度を水の密度(1g/cm3)で割った無次元数です。
比重の求め方は「物質の密度÷水の密度」であり、結果に単位は付きません。
密度(みつど)
単位体積当たりの質量を示す物理量で、g/cm3やkg/m3などの単位を持ちます。
比重と数値は同じになりますが、有次元量である点が異なります。
換算表(かんさんひょう)
各材料の密度・比重・単位体積重量をまとめた表です。
密度(g/cm3)、比重(無次元)、単位体積重量(kN/m3)の三つは別々の量であるため、換算表で整理して覚えることが重要です。
今回は、比重の求め方について説明しました。
比重の求め方は「物質の密度÷水の密度(1g/cm3)」です。
なお、水の密度は約1g/cm3なので、物質の密度と物質の比重は概ね等しい値です。
ただし、比重は「密度の比率」を表すので単位の無い無次元数です。
比重の詳細は下記が参考になります。
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では「物体の比重=物体の密度÷水の密度」から比重を求め、材料の種類を判定する問題が出題されることがあります。水より重い材料は比重が1より大きく沈む、水より軽い材料は浮くという基本を理解しましょう。
建築材料の比重は荷重計算の基礎データです。鋼材(7.85)・コンクリート(2.4)・普通煉瓦(1.8程度)・木材(樹種によって異なる)の代表値を覚えておくと、自重計算の素速い見積もりに役立ちます。