この記事の要点
水の単位体積重量の値は「約10kN/m3」です。
正確には9.8kN/m3ですが、小数にすると計算が面倒なので普通は「10kN/m3」として扱うことも多いです。
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水の単位体積重量の値は「約10kN/m3」です。正確には9.8kN/m3ですが、小数にすると計算が面倒なので普通は「10kN/m3」として扱うことも多いです。なお、水の密度は1.0t/m3、比重は1.0です。水の密度に重力加速を考慮すれば、水の単位体積重量に換算できます。今回は水の単位体積重量の値、求め方、単位、記号について説明します。水の密度、比重の詳細は下記が参考になります。
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水の単位体積重量の値は「約10kN/m3」です。正確には9.8kN/m3という値ですが、小数にすると計算が面倒なのと、四捨五入すれば「10」なので、普通は10kN/m3を使います。また水の密度は1.0t/m3(1.0g/cm3)、水の比重は1.0です。
密度の値に重力加速度をかけると「単位体積重量」が算定できます。重力加速度は9.81m/s2です。水の密度は1000kg/m3なので、水の単位体積重量の求め方は下記の通りです。
水の単位体積重量=水の密度×重力加速度=1000kg/m3×9.81m/s2=9810N/m3⇒9.8kN/m3 ≒ 10kN/m3
要するに、密度は「単位体積当たりの質量」です。質量を重量に換算すれば「単位体積当たりの重量」になります。質量と重量の関係、単位体積重量の意味は下記が参考になります。
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水の単位体積重量の単位は
kN/m3
を使います。水だけでなく他物質でも「単位体積重量」の単位は上記を使います。なお、単位体積質量(密度)の場合「t/m3」や「g/cm3」などの単位を使います。※水の比重の単位は無しです。
水の密度、比重の単位は下記が参考になります。
水の単位体積重量の記号は「γw」などを使います。単位体積重量の記号は「γ」、wは水を意味する「water」の頭文字をとっています。γの右側下添え字に「w」を書きましょう。
また水の密度の記号は「ρw」と表します。物理や工学では水の記号に「w」をよく使うので覚えておくと便利です。
混同しやすい用語
密度(ρ)
単位体積あたりの質量(t/m3やg/cm3)です。水の密度は1.0t/m3(または1000kg/m3)で、単位体積重量(約10kN/m3)とは単位が異なります。密度に重力加速度(9.81m/s2)を掛けると単位体積重量になります。
比重
水の密度を基準とした無次元の比率で、水の比重は1.0です。単位体積重量(kN/m3)は単位をもつのに対し、比重は無次元数である点が異なります。比重の記号は無次元のため単位を書かない点に注意が必要です。
γ(単位体積重量の記号)とρ(密度の記号)
γ(ガンマ)は単位体積重量の記号、ρ(ロー)は密度の記号です。水の場合、γw(水の単位体積重量)≒10kN/m3、ρw(水の密度)≒1.0t/m3と異なる値になるため、記号と単位をセットで確認することが重要です。
水の単位体積重量を整理した表を示します。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 単位体積重量(SI単位) | 9.8kN/m3(≒10kN/m3) | 密度×重力加速度で算定 |
| 水の密度 | 1.0t/m3(1000kg/m3) | 単位体積あたりの質量 |
| 水の比重 | 1.0(無次元) | 水の密度を基準とした比率 |
今回は水の単位体積重量について説明しました。水の単位体積重量は9.8kN/m3です。ただし、小数を計算するのが面倒なので「10kN/m3」を使うことも多いです。水の単位体積重量の求め方は「水の密度×重力加速度」になることも覚えてくださいね。下記も併せて勉強しましょう。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
水の単位体積重量の値は?に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
試験では密度・比重・単位体積重量の相互関係と代表的な材料の数値が問われることがあります。
「密度×重力加速度=単位体積重量」の関係を理解し、kN/m3単位での計算に慣れておきましょう。