この記事の要点
密度の記号はギリシャ文字の「ρ(ロー)」であり、単位体積当たりの質量を表す。
構造力学では荷重・応力度・抵抗力に用いる記号(σ、τ等)と混同しやすいため、記号の読み方と使われる物理量を合わせて理解することが重要です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
密度の記号ρ(ろー)密度は、物の質量を体積で割った値です。
同じ体積の物でも、密度が大きい方が重くなります。
密度の記号は、「ρ(ろー)」似た用語で、比重、単位体積重量があります。
比重は、物の密度を水の密度で除した値です。
単位体積重量は、密度と同じ意味で使います。
今回は、密度の記号、密度の意味、記号の読み方、力学の記号について説明します。
※比重、単位体積重量の意味は、下記が参考になります。
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
密度の記号は、
ρ(ろー)
です。p(ぴー)に似ています。pはローマ字ですが、ρはギリシャ文字です。よく見ると、形が違います。物理や建築の実務、構造力学では、特に断りなく「ρ」を密度の記号として使います。例えば、
ρ=5.0 kg/cm3
と書いてあれば、密度が5.0と考えてください。詳細は下記も参考になります。
ρの書き方は?1分でわかる書き方(書き順)、σ、δの書き方、密度との関係
ρの読み方は?1分でわかる意味、密度の単位との関係、書き方、Pの読み方
密度は、1立方センチメートル当たりの質量です。物の質量を、体積で除した値ともいえます。
例えば、1.0m3の木材とコンクリートがあります。どちらの質量が大きいでしょうか。当然、コンクリートの方が大きいです。同じ体積でもコンクリートの質量が大きい理由は、「密度の違い」です。
建築の実務では、密度のことを「単位体積重量」ともいいます。単位体積重量は密度と同じ意味だけでなく、「重量を体積で除した値」として使います。単位体積重量の記号は、「γ(がんま)」です。単位体積重量の意味は、下記が参考になります。
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
また、密度と併せて「比重」の意味も理解しましょう。比重は、物の密度を水の密度で除した値です。※比重の意味は、下記が参考になります。
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
密度の記号と読み方を下記に整理しました。
ρ ⇒ ろー
よく使う記号なので、必ず覚えてくださいね。下記も参考にしてください。
ρの書き方は?1分でわかる書き方(書き順)、σ、δの書き方、密度との関係
ρの読み方は?1分でわかる意味、密度の単位との関係、書き方、Pの読み方
力学では、密度だけでなく色々なギリシャ文字を記号として使います。下記に、力学で使う記号の例を紹介します。
ν(にゅー) ⇒ ポアソン比
γ(がんま) ⇒ 単位体積重量
ρ(ろー) ⇒ 密度
力学で使う記号は、下記も参考になります。
構造計算の記号とは?応力・断面・材料の記号一覧と読み方(構造力学記号表)
混同しやすい用語
「密度の記号(ρ)」と「応力度の記号(σ)」
ρ(ロー)は密度を表す記号(単位:kg/m3)。
σ(シグマ)は法線応力度を表す記号(単位:N/mm2)。
「ρ(密度)」と「γ(単位体重・ひずみ)」
ρは密度の記号。
γ(ガンマ)は単位体重(kN/m3)またはせん断ひずみを表す記号として使われることがある。
文脈で意味を判断する必要がある。
密度の記号を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 密度の記号 | ρ(ろー) | ギリシャ文字、pと区別する |
| 単位体積重量の記号 | γ(がんま) | 密度と同義で使われることもある |
| ポアソン比の記号 | ν(にゅー) | 横ひずみ÷縦ひずみ |
今回は密度の記号について説明しました。意味が理解頂けたと思います。密度の記号はρで表します。読み方は「ろー」です。物理、建築の実務で当たり前に使う記号です。意味と記号の読み方を覚えてくださいね。また、下記も併せて勉強しましょう。
単位体積重量とは?1分でわかる意味、一覧、土と水の値、記号、求め方
ρの読み方は?1分でわかる意味、密度の単位との関係、書き方、Pの読み方
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
密度の記号と読み方を答えてください。
記号はギリシャ文字の ρ(ロー)です。ローマ字のp(ピー)に似ていますが別物で、物理・建築の実務・構造力学では断りなくρを密度の記号として使います。
密度と単位体積重量・比重の関係を答えてください。
建築の実務では密度を「単位体積重量」ともいい、記号はγ(ガンマ)です。単位体積重量は密度と同義のほか「重量÷体積」の意味でも使います。比重は物の密度を水の密度で割った値(無次元数)です。
力学でよく使うギリシャ文字の記号を答えてください。
ν(ニュー)=ポアソン比、γ(ガンマ)=単位体積重量(またはせん断ひずみ)、ρ(ロー)=密度などです。密度のρと応力度のσ(シグマ)は混同しやすいため、文脈で意味を判断する必要があります。
