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水の密度は?1分でわかる値、単位とg/cm3、4℃での密度

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水の密度は、999.97kg/m3(=0. 99997g/cm3)です(水の温度が4℃のとき)。工学などでは、これを1000kg/m3として扱うことが多いです(計算が簡単のため)。また1000kg/m3=1.0t/m3ですね。なお水の密度は温度により変化します。997 kg/m3は、水の温度が4℃時の密度でこれが最大値です。水の密度は、温度の上昇と共に小さくなります。


今回は水の密度と値、単位とg/cm3、4℃での水の密度について説明します。水の密度に体積をかけると、水の質量になります。水の質量、密度の単位は下記が参考になります。

水の質量は?1分でわかる意味、求め方、体積から質量の換算法

密度の単位は?1分でわかる単位、読み方、変換、水の密度、g/mlとg/cm3の関係

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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水の密度は?

水の密度は999.97kg/m3(=0. 99997g/cm3)です。工学の計算で水の密度を使うときは


1000 kg/m3(≒999.97kg/m3

1.0 g/cm3(≒0. 99997g/cm3


を使います。水の質量などの計算が簡単になるからです。水の質量は下記が参考になります。

水の質量は?1分でわかる意味、求め方、体積から質量の換算法


水の密度は面白い性質があります。それは、水の温度変化により密度も変化することです。下図をみてください。水の密度と温度変化に関する模式図です。縦軸に密度、横軸に温度をとっています。


水の密度1


水の密度は約4℃のとき最大となり、温度が上昇するにつれて密度は小さくなります。一般的に水の密度は、999.97kg/m3(=0. 99997g/cm3)と言われますが、これは水が4℃のときの密度です。


さらに、水が0度を下回ると氷になります。氷の体積は、水の体積より5~10%程度小さくなります。コップに水と氷を入れると、氷が上に浮きますよね。これは、氷の方が水の密度より軽いからです。

水の密度と単位、g/cm3

水の密度の単位は、主に下記を使います。


kg/m3

g/cm3


また、上記の単位は


1000 kg/m3=g/cm3


と単位変換できます。覚えると便利ですよ。密度の単位変換は下記もご覧ください。

密度の単位は?1分でわかる単位、読み方、変換、水の密度、g/mlとg/cm3の関係

水の密度と表、4℃での密度

水の密度は温度により変化します。水の温度が4℃のとき密度は最大です。水の密度の表を下記に示します。単位はg/cm3(g・cm-3)です。

水の密度2

まとめ

今回は水の密度について説明しました。意味が理解頂けたと思います。水の密度は999.97kg/m3(=0. 99997g/cm3)です。水の密度を用いて計算する場合、計算が簡単になるよう1.0g/cm3または1000 kg/m3を使います。水の質量、密度の単位など、下記も併せて勉強しましょう。

水の質量は?1分でわかる意味、求め方、体積から質量の換算法

密度の単位は?1分でわかる単位、読み方、変換、水の密度、g/mlとg/cm3の関係

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