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システムトラスとは、立体的に組まれたトラスのことです。定義が、告示463号に示されています。システムトラスは、大スパン架構に向いており、ドームや体育館などの屋根に使われます。今回は、システムトラスの意味、メーカー、ボールジョイントについて説明します。※トラス構造については下記の記事が参考になります。
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システムトラスとは、立体的に組んだトラス構造です。告示によると、下記の定義です。
システムトラスのポイントは下記です。
・立体的に組まれたトラス構造
・接合部はボールジョイントなど
システムトラスを扱うメーカーを下記に整理しました。
・巴コーポレーション
・新日鉄住金
・JFE
上記の3社が有名なメーカーです。新日鉄住金、JFEは鋼材メーカーとして有名ですね。巴コーポレーションは、システムトラスで有名な「ダイアモンドトラス」を開発した会社です。空間構造を専門的に扱う会社と考えてください。
システムトラスに適した建築物を下記に整理しました。
・ドームの屋根
・体育館の屋根
・大スパン架構
システムトラスは、立体的にトラスを組んでいます。トラス構造は、合理的に力を伝達できます。ドーム、体育館など、大スパン架構の屋根に採用されることが多いです。大スパンの場合、単一梁だと変形が制御できないこと、曲げ応力が大きくなり過ぎる、などの理由があります。
トラス構造については下記が参考になります。
システムトラスの各部材の接合部は、ボールジョイントが使われます。ボールジョイントとは、鋼製の球です。この球に、孔が空いていて、その孔に部材の先端部を挿し込んで接合します。
なお、ボールジョイントは、各メーカーで大臣認定を取得しています。
今回はシステムトラスについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。システムトラスは、立体的に組まれたトラスです。単に立体トラスともいいます。システムトラスのメーカーとして、巴コーポレーション、新日鉄、JFEなどが有名です。トラス構造の原理も併せて理解してくださいね。
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