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多雪区域(たせつくいき)とは垂直積雪量が1m以上の区域等のことです。具体的な地域でいうと西から「山陰、北陸、東北、北海道全域」が該当します。九州や四国、太平洋側の地域は一般地域です。今回は多雪区域の意味、地域、垂直積雪量、単位荷重、地震力との関係について説明します。積雪荷重、垂直積雪量の意味は下記が参考になります。
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多雪区域(たせつくいき)とは、垂直積雪量が1m以上の区域等のことです(※または初終日数の規定有)。誰もが思い浮かべる雪が沢山積もる地域=多雪区域と考えれば概ね良いでしょう。
具体的な地域としては、
・山陰
・北陸
・東北
・北海道全域
が該当します。要するに多雪区域の地域は皆さんが思い描く「寒い地域」と思って頂いて概ね良いでしょう(範囲はイメージを持って頂くもので正確性に欠けます)。
どの地域が多雪区域になるのか詳細を知りたい方は、各自治体のHP等をご覧ください。垂直積雪量、多雪区域の積雪荷重の詳細は下記も参考になります。
多雪区域の積雪荷重は、30N/㎡/cmです。これは積雪量1cm当たりに30N/㎡の単位荷重が作用するという意味です。
例えば屋根の上に100cm(=1m)の雪が積もったとします。多雪区域の単位荷重は、
30N/㎡/cm×100=3000 N/㎡(≒3.0トン/㎡)
です。これは厚さ125mmの鉄筋コンクリート床の荷重に相当します。多雪区域の木造住宅の屋根に「鉄筋コンクリートの床」が積載したら大変ですよね。とても大きな荷重だと認識してください。
積雪荷重の詳細は下記も参考になります。
多雪区域では地震時にも積雪荷重を考慮します。ただし「積雪時の積雪荷重の35%」とします。また、地震力だけでなく長期荷重、風荷重を算定するときも「積雪荷重」を考慮します。多雪区域における荷重の組み合わせは下記が参考になります。
荷重の組み合わせとは?1分でわかる意味、建築基準法、積雪荷重の扱い
今回は多雪区域について説明しました。多雪区域とは、垂直積雪量が1m以上の地域等のことです。雪が沢山積もる地域を思い浮かべれば良いでしょう。また、多雪区域では積雪の単位荷重が一般地域より大きくなります。積雪荷重の求め方、垂直積雪量の意味など下記も勉強しましょうね。
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