建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 多雪区域とは?1分でわかる意味、地域、垂直積雪量、単位荷重、地震力との関係

多雪区域とは?1分でわかる意味、地域、垂直積雪量、単位荷重、地震力との関係

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


多雪区域(たせつくいき)とは垂直積雪量が1m以上の区域等のことです。具体的な地域でいうと西から「山陰、北陸、東北、北海道全域」が該当します。九州や四国、太平洋側の地域は一般地域です。今回は多雪区域の意味、地域、垂直積雪量、単位荷重、地震力との関係について説明します。積雪荷重、垂直積雪量の意味は下記が参考になります。

積雪荷重とは?1分で分かる計算方法と地域による違い

垂直積雪量ってなに?垂直積雪量の意味と計算方法

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

LINEで質問したい方はこちら ⇒ 【好評】管理人にLINEで質問してみよう

多雪区域とは?地域、垂直積雪量

多雪区域(たせつくいき)とは、垂直積雪量が1m以上の区域等のことです(※または初終日数の規定有)。誰もが思い浮かべる雪が沢山積もる地域=多雪区域と考えれば概ね良いでしょう。


具体的な地域としては、


・山陰

・北陸

・東北

・北海道全域


が該当します。要するに多雪区域の地域は皆さんが思い描く「寒い地域」と思って頂いて概ね良いでしょう(範囲はイメージを持って頂くもので正確性に欠けます)。


どの地域が多雪区域になるのか詳細を知りたい方は、各自治体のHP等をご覧ください。垂直積雪量、多雪区域の積雪荷重の詳細は下記も参考になります。

垂直積雪量ってなに?垂直積雪量の意味と計算方法

積雪荷重とは?1分で分かる計算方法と地域による違い

多雪区域の単位荷重

多雪区域の積雪荷重は、30N/㎡/cmです。これは積雪量1cm当たりに30N/㎡の単位荷重が作用するという意味です。


例えば屋根の上に100cm(=1m)の雪が積もったとします。多雪区域の単位荷重は、


30N/㎡/cm×100=3000 N/㎡(≒3.0トン/㎡)


です。これは厚さ125mmの鉄筋コンクリート床の荷重に相当します。多雪区域の木造住宅の屋根に「鉄筋コンクリートの床」が積載したら大変ですよね。とても大きな荷重だと認識してください。


積雪荷重の詳細は下記も参考になります。

積雪荷重とは?1分で分かる計算方法と地域による違い

多雪区域と地震力の関係

多雪区域では地震時にも積雪荷重を考慮します。ただし「積雪時の積雪荷重の35%」とします。また、地震力だけでなく長期荷重、風荷重を算定するときも「積雪荷重」を考慮します。多雪区域における荷重の組み合わせは下記が参考になります。

荷重の組み合わせとは?1分でわかる意味、建築基準法、積雪荷重の扱い

まとめ

今回は多雪区域について説明しました。多雪区域とは、垂直積雪量が1m以上の地域等のことです。雪が沢山積もる地域を思い浮かべれば良いでしょう。また、多雪区域では積雪の単位荷重が一般地域より大きくなります。積雪荷重の求め方、垂直積雪量の意味など下記も勉強しましょうね。

積雪荷重とは?1分で分かる計算方法と地域による違い

垂直積雪量ってなに?垂直積雪量の意味と計算方法

【3割引!】一級建築士対策も◎!大好評のお得な用語集はこちら⇒ 全92頁!収録用語1100以上!建築構造がわかる専門用語集(※既に297人がお申し込みしました!)


▼スポンサーリンク▼

▼【好評!】管理人おすすめ▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

noteで学ぶ建築士試験の構造

ゼロから建築士試験の構造を勉強しよう~!

ゼロから学ぶ建築士試験の構造

【好評】LINEで質問!

管理人に質問してみる?

友だち追加

公式LINEで構造の悩み解説しませんか?

1級建築士の構造・構造力学の学習に役立つ情報を発信中。構造に関する質問回答もしています。

友だち追加

【初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】構造が苦手な方へ!大好評のお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

▼【好評!】管理人おすすめ▼

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 多雪区域とは?1分でわかる意味、地域、垂直積雪量、単位荷重、地震力との関係
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事