建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 積雪後の降雨を考慮した積雪荷重の計算方法

積雪後の降雨を考慮した積雪荷重の計算方法

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


積雪荷重の設定が変わろうとしています。施行は平成31年の1月です。内容は、多雪区域以外の区域(つまり一般区域)で、積雪後の降雨を考慮した積雪荷重の設定です。今回は、その計算方法を説明し、作成したエクセルファイルを添付しようと思います。


※積雪荷重については、下記が参考になります。

積雪荷重とは?1分で分かる計算方法と地域による違い

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

なぜ、降雨を考慮した積雪荷重を考慮するのか?

国土交通省の報告によると、積雪後の降雨により屋根の崩落が多発したそうです。屋根に雪が積もると、雨が流れにくくなります。雪が「受け皿」のような役割をして、雨を溜めるわけです。


積雪した上に、雨が溜まった分の荷重を考慮する必要があります。また、本告示では下記の条件に該当する屋根は、今回の割り増しを考慮します。詳しい規定は国土交通省HPをご覧ください。

1~4の項目は、崩落した屋根に共通した条件です。こういった建物は案外多いように感じます。特に、避難施設にもなりうる体育館では注意したいですね。

降雨を考慮した積雪荷重の計算

降雨を考慮した積雪荷重は、割増し係数を通常の積雪荷重にかけることで反映します。下式をみてください。

αは割増し係数、drは告示で示される数値、μbは屋根形状係数、dは垂直積雪量です。簡単な計算式なので、改めて説明するよりも使い慣れた方が良いでしょう。


実際に、割増し係数が計算できるエクセルファイルをつくりました。下記のリンクから、ご自由にダウンロードください(フリーファイルです。もちろん自己責任でご活用ください。苦情は一切なしでお願いいたします)。

エクセルファイルの使い方

使い方は簡単です。下記の画面があるので、そこに必要な条件を入力するだけです。

降雨後の積雪荷重の求め方


降雨を考慮した積雪荷重

まとめ

今回は、降雨後の積雪荷重の計算方法について説明しました。エクセルファイルも是非ご活用ください。


詳細は国土交通省のHPが(プレス用の資料)分かりやすかったです。積雪荷重については下記を参考にしてください。

積雪荷重とは?1分で分かる計算方法と地域による違い

垂直積雪量ってなに?垂直積雪量の意味と計算方法

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【読まれています】管理人による建築業界の分析!

1日13円で建築業界がわかるLINE配信!

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

【有料メルマガの初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 積雪後の降雨を考慮した積雪荷重の計算方法
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事