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取り合いとは、構造部材と化粧材が接続する部分、構造部材の接合部など、ある物と他の物との接続部分の納め方、接合方法、調整方法をいいます。納まりと同じ意味で使います。今回は取り合いの意味、納まり、現場との関係について紹介します。納まりの意味は、下記が参考になります。
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取り合いは、ある物と他の物との接合部分の納め方、接合方法、調整方法をいいます。例えば下記があります。
構造部材同士の接合方法
構造部材と化粧材との接合方法
構造部材と設備配管の位置の調整
設備配管と化粧材の位置の調整
上記を「取り合い」や「納まり」といいます。設計の実務、施工現場では両方の用語を使います。どちらを使っても意味は通じるでしょう。
取り合いは、設計の段階で細かく調整します。特に、構造と設備、構造と意匠、意匠と設備など、異なる業種間での調整は不可欠です。
構造部材の大きさ、位置は図面が完成してから、簡単に変更できません。安全性に影響するからです。設備配管と干渉する場合でも、構造部材を優先し取り合いを考えます。
取り合いと納まりは同じ意味です。設計図では、「納まり図」と書くことが多いです。納まりの意味は、下記が参考になります。
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設計図は細かくても1/5~1/10程度のスケールで図面を描きます。一方、現場では実物大の物を造りますね。このとき、設計図では考えていなかった問題が多々おきます。例えば、設計図に描いていなかった物が現場にあるとか、設計図の部材の大きさと実際の物が違うなど。
現場で「納まらない」「納まりが悪い」と言われると、再度、取り合いを考えます。
設計業務は、設計図が完成したら終わりでは無いです。その後、確認申請業務、現場対応業務があります。前述した現場対応では、経験上、「取り合い」の話題が多いです。
今回は建築の取り合いについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。納まりや取り合いは、長年設計業務をしても悩むところです。現場が始まって思いもよらなかった問題は多々起きます。その都度、新しい取り合いを提供できるような設計者になりたいですね。下記も併せて勉強しましょう。
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