建築学生が学ぶ構造力学

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図面の縮尺の計算方法は?計算ツール、縮尺の1/100から1/250への変更の計算方法、図面の倍率がわからないときの計算方法は?

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図面の縮尺の計算方法は「図面上の長さ÷実際の長さ(図面上の長さ/実際の長さ)」です。たとえば、実際の長さが5km(5000mm)で、それが図面上では10mmで描かれていた場合、図面の縮尺は「10mm/5000mm=1/500」だと分かります。つまり縮尺1/500の図面では、実際の長さが1/500に縮小されて図面に描かれていることを意味します。


図面の縮尺の計算方法


図面の縮尺の計算ツールを下記に示します。実際の長さ、図面上の長さを入力して「計算」ボタンをクリックすれば縮尺が算定できます。なお、長さはmmの値に変換してください。たとえば、実際の長さ=1000mm、図面上の長さ=10mmのとき、縮尺は「1:100(1/100)」と表示されます。



図面の縮尺とは?1分でわかる意味、表記方法、縮尺の計算、合わせ方

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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縮尺の1/100から1/250への変更の計算方法は?図面の倍率がわからないときの計算方法は?

縮尺1/100の図面を40%に縮小すれば1/250の縮尺に変更できます。縮尺1/100を何倍すれば1/250になるか計算式をたてれば簡単です。計算方法を下記に示します。


・1/100×X=1/250

・X=100/250=1/2.5=0.4 ⇒ 0.4×100=40%


上記のように、図面の縮尺を変更したいときの倍率がわからないとき、「元の縮尺を何倍すれば変更したい縮尺にできるか」を式にしましょう。たとえば、縮尺を1/100から1/500に変更したい場合、元の縮尺から変更後の縮尺は「縮小されている」ので、倍率は必ず100%以下(100/500=1/5=20%)になると分かります。逆に、縮尺1/100を1/50に変更する場合、縮尺は「拡大される」ので、倍率は100%より大きく(100/50=2=200%)なります。


また、縮尺の明記された図面をコピーしたとき、三角スケールで測っても明記された縮尺の長さと合わないことがあります。たとえば、縮尺1/100の図面で


・図面に表記された寸法 2000mm

・1/100の縮尺に合わせて三角スケールで図面を測ったときの長さ 1500mm


の場合、「おかしいな、寸法があわない」となります。この場合、コピーした図面の縮尺は1/100ではなく


・縮尺=図面上の長さ/実際の長さ=1500mm/2000×100mm≒1/133


のように算定できます。また、上記の縮尺を1/100にする場合の倍率は


・倍率=100/133≒0.752 ⇒ 75.2%


のように計算できますね。

図面の縮尺がわからない場合は?求め方、pdfの図面の縮尺が合わない場合、50分の1の縮尺の計算方法、図面の1/500、1/100はどういう意味?

まとめ

今回は、図面の縮尺の計算方法について説明しました。図面の縮尺の計算方法は「図面上の長さ÷実際の長さ(図面上の長さ/実際の長さ)」です。たとえば、実際の長さが5km(5000mm)で、それが図面上では10mmで描かれていた場合、図面の縮尺は「10mm/5000mm=1/500」だと分かります。縮尺の詳細は下記が参考になります。

図面の縮尺とは?1分でわかる意味、表記方法、縮尺の計算、合わせ方

縮尺の求め方は?縮尺25000の1の計算方法は?

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