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混合セメントとは?1分でわかる意味、種類、特徴とメリット、b種との関係

この記事の要点

混合セメントとは、ポルトランドセメントに高炉スラグ・フライアッシュ・シリカなどを混合したセメントの総称です。

混合セメントはA種・B種・C種(混合量の違い)に分類され、水和熱の低減・化学抵抗性の向上などのメリットがあります。

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混合(こんごう)セメントとは、セメントに混合材料をまぜてつくったものです。混合材料には「高炉スラグ」や「フライアッシュ」などがあります。


混合材をいれることで化学抵抗性が向上したり、水和熱が抑えられるなどのメリットがあります。混合材の種類によって、混合セメントの特徴も変わります。


今回は混合セメントの意味、種類、特徴とメリット、b種との関係について説明します。セメントの種類、高炉セメント、フライアッシュセメントの詳細は下記が参考になります。

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混合セメントとは?種類、特徴とメリット

混合(こんごう)セメントとは、セメントに混合材料をまぜたものです。混合材料には高炉スラグ、フライアッシュ、シリカなどがあります。混合セメントの種類を下表に示しました。


セメントの種類 記号 JIS
混合セメント 高炉セメントA種 BA R5211
高炉セメントB種 BB
高炉セメントC種 BC
シリカセメントA種 SA R5212
シリカセメントB種 SB
シリカセメントC種 SC
フライアッシュセメントA種 FA R5213
フライアッシュセメントB種 FB
フライアッシュセメントC種 FC

普通セメントと比較すると化学抵抗性に優れていたり、水和熱が小さいなどのメリットがあります。


また、どの混合材を入れるかで、混合セメントの特徴も変わります。混合セメントの特徴の概要は下表をご覧ください。


セメントの種類 特徴
高炉セメントA種 普通ポルトランドセメントと同等。高炉スラグを混合するため環境負荷を低減できる
高炉セメントB種 A種に比べて化学抵抗性が高い
高炉セメントC種 B種に比べて化学抵抗性が高い
シリカセメントA種 ※シリカセメントはJASS5では取り扱い無し
シリカセメントB種
シリカセメントC種
フライアッシュセメントA種 水和熱が小さく乾燥収縮を抑えられる。ワーカービリティーがよい
フライアッシュセメントB種
フライアッシュセメントC種

さらに、混合セメントの中でも高炉セメントフライアッシュセメントの混合材の原料は、副産物を利用しています。環境負荷の低減にも役立つセメントとして認知されています。

混合セメントとb種の関係

混合セメントは、混合材の分量の割合に応じてA種、B種、C種に分かれています。混合材の分量の関係は下記の通りです。


A種 ⇒ 混合材の分量が最も少ない

B種 ⇒ A種とB種の中間程度の分量

C種 ⇒ 混合材の分量が最も多い


A種は混合材の割合が少ないので、普通ポルトランドセメントと同様に使えることもあります(※高炉セメント等)。例えば高炉セメントA種は構造部材にも使用できるセメントです。


一方、B種、C種になると混合材の分量が多くなり、圧縮強度が低下します。特にC種は強度が低いので構造部材に使うことは無いでしょう。


例として高炉セメントA種、B種、C種の化学成分を示します。下表のようにA種が最も混合材(高炉スラグ)の割合が少ないですね。

品質項目 JIS R 5211
高炉セメント
A種 B種 C種
水和熱(J/g) 7日
28日
化学成分(%) 酸化マグネシウム ≦5.0 ≦6.0 ≦6.0
三酸化硫黄 ≦3.5 ≦4.0 ≦4.5
強熱減量 ≦5.0 ≦5.0 ≦5.0
全アルカリ
全アルカリ(低アルカリ形)
塩化物イオン
鉱物組成(%) けい酸三カルシウム
けい酸二カルシウム
アルミン酸三カルシウム
混合材の分量(質量%) 5<,≦30 30<,≦60 60<,≦70

混同しやすい用語

ポルトランドセメント

石灰石・粘土・珪石などを焼成したクリンカーを粉砕した単一種のセメントで、混合材を含まない基本的なセメントです。

混合セメントがポルトランドセメントに高炉スラグ・フライアッシュなどを混合したセメントであるのに対して、ポルトランドセメントは混合材を含まない原料セメントです。

シリカセメント

ポルトランドセメントにシリカ質混合材を加えた混合セメントで、水密性・耐薬品性に優れます。

混合セメントが高炉・フライアッシュ・シリカの3種を含む総称であるのに対して、シリカセメントはシリカ質混合材を使用した特定の種類の混合セメントです。

試験での問われ方|管理人の一言

試験では混合セメントの種類(高炉・フライアッシュ・シリカ)と、それぞれの特性・混合材料が問われます。

B種が最もよく使われる混合量の区分であり、マスコンクリートやアルカリ骨材反応対策として採用されます。

混合セメントの使用がアルカリ骨材反応の対策の1つとして認められることも試験で問われます。

まとめ

今回は混合セメントについて説明しました。混合セメントとは、セメントに混合材をまぜたものです。

混合セメントの種類には高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメントなどがあります。

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