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補強筋(ほきょうきん)とは意匠計画、設備計画などで構造部材(鉄筋コンクリート造)に「開口、スリーブ」が空くとき、それらの周囲を補強する鉄筋です。
鉄筋コンクリート部材に開口を開けると、その部分は力を伝えられません。よって開口の周辺に補強筋を配置する必要があります。
今回は補強筋の意味、種類、太さ、定着長さ、スリーブと開口補強筋との関係について説明します。
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補強筋(ほきょうきん)とは、意匠計画や設備計画などで鉄筋コンクリート部材に「開口、スリーブ」が空くとき、それらの周囲を補強する鉄筋です。下図をみてください。これが補強筋です。
開口の周りに配置する補強筋を「開口補強筋(かいこうほきょうきん)」といいます。下図をみてください。スラブに開口が空いています。
スラブには鉄筋が配置されていますが、開口が空くことで鉄筋が切断されます。当然、コンクリートも切り抜かれています。よって、開口により配筋されない鉄筋を開口周囲に配置します。
開口補強筋の詳細は下記が参考になります。
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「補強筋(ほきょうきん)」とつく用語は沢山あります。補強筋の種類を下記に示します。
開口補強筋
スリーブ補強筋
せん断補強筋
高強度せん断補強筋
杭頭補強筋
鉄筋コンクリート造では、梁に設備用のスリーブ、床や壁に開口を開けることが多いです。この2つは是非勉強しましょう。
スリーブの補強筋は不要?1分でわかる補強筋不要の条件、スリーブ径との関係
開口補強筋の太さは構造計算などにより決めます。計算方法は鉄筋コンクリート構造計算規準などが参考になります。
また下記もご覧ください。
補強筋の定着長さは他鉄筋と同様です。ただし下図のように開口から定着長さをとります。
定着長さの詳細は下記が参考になります。
今回は補強筋について説明しました。補強筋とは、開口やスリーブなどにより開口が切断されるとき、補強のために配置する鉄筋です。開口補強やスリーブ補強などがあります。
スリーブの補強筋は不要?1分でわかる補強筋不要の条件、スリーブ径との関係
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