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江戸間とは、柱芯間距離6尺を基準に配置した畳の寸法です。柱芯間距離(スパン)を基準に、畳の大きさが決まります。江戸間を、関東間、田舎間ともいいます。似た用語で京間があります。今回は、江戸間の意味、田舎間、京間との違い、江戸間の寸法について説明します。※スパンの意味は、下記が参考になります。
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江戸間とは、柱芯間距離6尺を基準に配置した畳の寸法です。6尺を1間ともいいます。柱の間隔(柱割)に合わせて畳の大きさが決まります。また柱の断面により、畳の大きさが変わる点に注意してください。※柱芯間距離を、スパンともいいます。スパンの意味は下記が参考になります。
現在の建物は、柱芯間距離を中心に室内の配置などを考えます。江戸間は、比較的理解しやすいつくりですね。なお、江戸間をシングルグリッドともいいます。
6尺の「尺」は、尺貫法による単位です。1尺は0.303mなので、6尺は1.818mです。現在は使わない単位ですが、0.303mや0.455など、寸や尺を基準に建材のサイズが決められることも多いです。尺とmの関係は、ぜひ覚えてくださいね。
江戸間は、「えどま」と読みます。その他、関係する用語の読み方は下記です。
田舎間 ⇒ いなかま
京間 ⇒ きょうま
関西間 ⇒ かんさいま
京間は、関西間ともいいます。
江戸間と田舎間は同じ意味です。なお、関東間ともいいます。
江戸間と京間の違いを下記に示します。
江戸間 ⇒柱芯間距離6尺を基準に配置した畳の寸法。柱の大きさにより、畳の寸法が変わる。
京間 ⇒ 6.3尺×3.15尺を基準とした畳の寸法。畳の寸法は一定だが、柱の大きさで柱芯間距離が変わる。
京間は畳の寸法が一定です。よって、柱芯間距離が柱断面により変わります。柱寸法によっては端数が出る点にも注意しましょう。一方、江戸間は柱芯間距離が一定なので、扱いやすい寸法です。ただし、京間に比べて畳寸法が小さくなる傾向にあります。
江戸間(田舎間)と京間の畳の寸法を下図に示します。例として、6畳の畳を配置しました。
江戸間は、柱芯間距離が6尺×2=3.64mですが、京間では6.3尺×2=3.818mが畳の寸法です。やはり江戸間の方が、畳の寸法が小さいですね。同じ6畳でも、面積が違うことを覚えてくださいね。
今回は江戸間について説明しました。意味が理解頂けたと思います。江戸間は、柱芯間距離6尺を基準に配置する畳の寸法です。田舎間、京間との違いを覚えてください。また、尺貫法の単位、尺、寸、mとの関係を理解しましょう。下記も併せて参考してください。
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