【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
モジュールとは、基準寸法または基本寸法のことです。建築では、主に柱を建てる間隔を決める基準の寸法です。建築物の多くは、所定のモジュールが定められています。モジュールを決めることで統一感がうまれます。今回はモジュールの意味、種類、尺と畳の関係について説明します。
モジュールの例として、黄金比や尺モジュールなどがあります。下記が参考になります。
建築物と黄金比との関係は?1分でわかる意味、計算、白銀比との違い
尺とは?1分でわかる意味、読み方、1尺8寸、cmとの関係、計算
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
モジュールとは、基準寸法または基本寸法のことです。建築で使うモジュールは、主に柱の間隔を決める基準寸法です。建築で使うモジュールに、尺モジュールがあります。尺とは、古くから日本で使われていた寸法です。
1尺=303mm
尺の意味は下記が参考になります。
尺とは?1分でわかる意味、読み方、1尺8寸、cmとの関係、計算
柱の間隔を2尺または3尺ごとなどに建てるのです。
現在、寸法の単位としては、尺などを使いません。mmやmによる寸法が基本です。モジュールも、メーターモジュール(1000mm)が増えています。特に、事務所や商業施設などの住宅より規模の大きな建築物では、メーターモジュールが一般的です。
一方で、尺のモジュールを現在も活用され続けています。外壁などの建材は、製作幅に尺をモジュールとしています。
モジュールは、寸法に秩序や統一感を与えます。モジュール無しに柱間隔を決めてください。部屋の大きさは不均一で、構造的にもバランスが悪くなります。当然、設計や施工の難易度も上がるでしょう。
よって、規則的な寸法(モジュール)を定めることが大切です。
モジュールの種類には、下記があります。
尺モジュール ⇒ 尺を基準寸法とする。1尺は303mm
メーターモジュール ⇒ 1mを基準寸法とする。1mは1000mm
畳割 ⇒ 京間は、畳の大きさ基準寸法とする。
また一般的では無いですが、数列を用いたモジュールもあります。
フィボナッチ数列 ⇒ 前2項を加えてゆく数列のこと。1、2、3、5、8・・・など。
2倍数列 ⇒ 前項を2倍する数列のこと。1、2、4、8・・・など。
モジュールとモデュロールの違いを下記に整理しました。
モジュール ⇒ 寸法の秩序を与える、基準寸法のこと
モデュロール ⇒ ル・コルビュジェによって考案された尺度で、黄金比を組み込んでいる。モジュールの1つ。
畳の大きさには、江戸間と京間があります。江戸間は、柱間隔を決めて畳を配置します。一方、京間は畳の大きさを基準として柱間隔を決めます。これを畳割(畳モジュール)といいます。
京間と江戸間の違い、意味は下記が参考になります。
今回はモジュールについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。モジュールは、寸法に秩序を与える基準寸法です。モジュールの意味、種類を覚えましょう。尺モジュール、メーターモジュールは特に大切です。下記の記事も併せて参考にしてくださいね。
尺とは?1分でわかる意味、読み方、1尺8寸、cmとの関係、計算
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート