この記事の要点
モジュールとは、基準寸法または基本寸法のことです。
建築では、主に柱を建てる間隔を決める基準の寸法です。
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モジュールとは、基準寸法または基本寸法のことです。建築では、主に柱を建てる間隔を決める基準の寸法です。建築物の多くは、所定のモジュールが定められています。モジュールを決めることで統一感がうまれます。今回はモジュールの意味、種類、尺と畳の関係について説明します。
モジュールの例として、黄金比や尺モジュールなどがあります。下記が参考になります。
建築物と黄金比との関係は?1分でわかる意味、計算、白銀比との違い
尺とは?1分でわかる意味、読み方、1尺8寸、cmとの関係、計算
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モジュールとは、基準寸法または基本寸法のことです。建築で使うモジュールは、主に柱の間隔を決める基準寸法です。建築で使うモジュールに、尺モジュールがあります。尺とは、古くから日本で使われていた寸法です。
1尺=303mm
尺の意味は下記が参考になります。
尺とは?1分でわかる意味、読み方、1尺8寸、cmとの関係、計算
柱の間隔を2尺または3尺ごとなどに建てるのです。
現在、寸法の単位としては、尺などを使いません。mmやmによる寸法が基本です。モジュールも、メーターモジュール(1000mm)が増えています。特に、事務所や商業施設などの住宅より規模の大きな建築物では、メーターモジュールが一般的です。
一方で、尺のモジュールを現在も活用され続けています。外壁などの建材は、製作幅に尺をモジュールとしています。
モジュールは、寸法に秩序や統一感を与えます。モジュール無しに柱間隔を決めてください。部屋の大きさは不均一で、構造的にもバランスが悪くなります。当然、設計や施工の難易度も上がるでしょう。
よって、規則的な寸法(モジュール)を定めることが大切です。
モジュールの種類には、下記があります。
尺モジュール ⇒ 尺を基準寸法とする。1尺は303mm
メーターモジュール ⇒ 1mを基準寸法とする。1mは1000mm
畳割 ⇒ 京間は、畳の大きさ基準寸法とする。
また一般的では無いですが、数列を用いたモジュールもあります。
フィボナッチ数列 ⇒ 前2項を加えてゆく数列のこと。1、2、3、5、8・・・など。
2倍数列 ⇒ 前項を2倍する数列のこと。1、2、4、8・・・など。
モジュールとモデュロールの違いを下記に整理しました。
モジュール ⇒ 寸法の秩序を与える、基準寸法のこと
モデュロール ⇒ ル・コルビュジェによって考案された尺度で、黄金比を組み込んでいる。モジュールの1つ。
畳の大きさには、江戸間と京間があります。江戸間は、柱間隔を決めて畳を配置します。一方、京間は畳の大きさを基準として柱間隔を決めます。これを畳割(畳モジュール)といいます。
京間と江戸間の違い、意味は下記が参考になります。
混同しやすい用語
尺モジュールとメーターモジュール
尺モジュールは1尺(≒303mm)を基準寸法、メーターモジュールは1000mmを基準寸法とします。住宅では尺モジュールが使われることも多いですが、事務所や商業施設ではメーターモジュールが一般的です。
モデュロール
モジュールと名前が似ていますが、モデュロールはル・コルビュジェが考案した黄金比を組み込んだ独自の尺度です。モジュールが「基準寸法の秩序」を与えるのに対し、モデュロールは人体の寸法比を基にした設計ツールです。
江戸間と京間(畳割)
江戸間は柱間隔を先に決めてから畳を配置し、京間は畳の大きさを基準に柱間隔を決めます(畳割)。どちらも畳を使いますが、基準寸法の決め方が逆であるため混同しやすい用語です。
建築のモジュールを整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 尺モジュール | 1尺(約303mm)を基準寸法とする | 木造住宅で多く用いられる |
| メーターモジュール | 1000mmを基準寸法とする | 事務所・商業施設で一般的 |
| 畳モジュール(畳割) | 畳の大きさを基準とする(京間) | 江戸間は柱間隔が先に決まる |
今回はモジュールについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。モジュールは、寸法に秩序を与える基準寸法です。モジュールの意味、種類を覚えましょう。尺モジュール、メーターモジュールは特に大切です。下記の記事も併せて参考にしてくださいね。
尺とは?1分でわかる意味、読み方、1尺8寸、cmとの関係、計算
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築のモジュールに関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
建築のモジュールの定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。
用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。