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建築基準法を読むには、専門的な知識だけでなく、法律用語のルールを知る必要があります。例えば、「以上」「以下」「未満」「超える」などの表現です。建築物の性能は数値化されることが多く、表現の意味を知らないと、建築基準法を満足しない可能性もあります。今回は、建築基準法の読み方と解説、施行令の読み方について説明します。
※建築基準法の意味は下記が参考になります。
建築で使う法律とは?1分でわかる種類、建築基準法、施行令、規則との関係
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建築基準法を読むためには、建築の専門知識だけでなく、法律用語の表現を覚えてください。
「以上」や「以下」などの意味は基本です。下記に示します。
以上 ⇒ その値をもって(もちいて)、上の値を示す。100以上は、100を含んで、100より大きな数値を意味します。
以下 ⇒ その値をもって(もちいて)、下の値を示す。100以下は、100を含んで、100より小さな数値を意味します。
未満 ⇒ その値を未(まだ)、満たさないで、下の範囲の数値を示す。100未満は、100を含めず下の数値を意味します。よって、99より下の数値です。
超える ⇒ 100を超えるとは、100を含まないで上の範囲の値を示します。101より上の値のことです。
以上や以下の「以」という漢字には、「もって、もちいて」という意味があります。100以上は、「100の値を用いて、上の範囲を示す」という意味です。
未満の「未」は、「いまだに、まだ」という意味です。「いまだに満たさない」と考えれば、100未満は100を含まないとわかります。
法律には、義務と努力義務という表現があります。
義務 しなければならない
努力義務 努めなければならない
努力義務の意味は、下記が参考になります。
努力義務とは?1分でわかる意味、望ましい、義務との違い、違反
及び、又は、も重要な表現です。下記に示します。
及び ⇒ A及びBは、AとBを両方含むこと
又は ⇒ A又はBは、AとBの、どちらか1つのこと
並びに ⇒ A並びにBは、AとBを両方含むこと
若しくは ⇒ A若しくはBは、AとBのどちらか1つのこと
かつ ⇒ AかつBは、AとBの両方を含むこと
建築基準法では、「準用する」という表現も多いです。例えば、規模の大きな工作物は、建築基準法を「準用する」という表現があります。
完全に当てはめるわけでは無いですが、若干の修正を加えて、その法律を運用することを、「準用する」といいます。
建築基準法では、「ただし書き」という表現が多いです。原則となる規定のあと、「ただし~この限りではない」と表現されます。原則の規定を除外できます。
施行令は、「しこうれい」と読みます。似た用語に、施工があります。下記も参考にしてください。
建築で使う法律とは?1分でわかる種類、建築基準法、施行令、規則との関係
今回は建築基準法の読み方について解説しました。法律の特殊な表現方法が理解頂けたと思います。建築基準法は、建築の専門知識だけでは、読み解くことができません。以上、以下、および、並びに、など普段は使わない表現方法も覚えてくださいね。下記も併せて参考にしてください。
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