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建築物を建てるためには、色々な法律が関係します。建築物に関する法律の、建築基準法はもちろんですが、消防法や都市計画法、最近は建築物省エネ法なども欠かせません。他にも、建築物に関係する法律は沢山あります。今回は、建築で使う法律の種類、建築基準法と施行令、規則との違いについて説明します。※建築基準法で、構造に関係する項目は、下記の記事が参考になります。
建築基準法第20条とは?1分でわかる意味、構造耐力、計算ルート、各号
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建築物を建てるために、沢山の法律が関係します。最も基本的な法律が、建築基準法です。建築物に関する構造、設備、確認申請、採光、耐火など、色々な規定があります。一級建築士の試験では、「法規」があります。法規では、建築基準法をはじめ、建築士に必要となる関係法令の知識が求められます。
建築基準法の目的は、
建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて国民の生命、健康及び財産の保護を図り、公共の福祉の増進に資すること
です。
関係法令として、建築士法があります。建築士法の目的は、
建築物の設計、工事監理などを行う技術者の資格を定めて、その業務の適正をはかり、建築物の質の向上に寄与すること
です。建築士の設計・監理の業務範囲など、建築士に関わる項目が、細かく規定されます。
建築で使う法律の種類を下記に整理しました。
建築基準法
建築士法
都市計画法
バリアフリー法(高齢者、障碍者等移動円滑化促進法)
耐震改修促進法
建築物省エネ法
建設業法
消防法
上記が、一級建築士試験の問題で主に出題される法律です。ただし、上記以外にも関係法令は沢山あります。建築物をたてるとき、毎回関係しない法律もあります。その都度、関係法令の理解を深めたいですね。なお、法令を調べる時は、e-govが便利です。ウェブ上で法令を調べられるサービスです。
建築基準法、施行令、規則との違いを下記に整理しました。
建築基準法 ⇒ 国会で定めた法律。法律の大枠や精神を決めており、具体的な項目は決めていない。
建築基準法施行令 ⇒ 政府が定めた命令。建築基準法の大枠を引き継いだ上で、具体的な内容を定める。
建築基準法施行規則 ⇒ 国土交通省大臣が定めた規則。施行令で定めきれない、個別の項目の具体的内容を規定する。
つまり、建築基準法⇒施行令⇒規則の順で、より細かな内容を規定します。建築基準法は、法律の精神や大枠を決めています。「実際にどうすべきか」「どういった数値を採用するのか」は、施行令や規則を参考にします。
今回は建築と法律について説明しました。建築で使う法律は沢山あります。すべての法律を覚えるのは不可能です。まずは建築基準法、施行令、規則の関係、基本的な法律の内容を理解しましょう。一級建築士の試験勉強を行うと、理解が深まるのでおすすめです。なお、建築関係法令集を使うなら総合資格学院の本が、サイズが大きくて見やすいです。
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