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黄金比は、建築物にも取り入れられています。建築物は技術と芸術が融合したものです。芸術的側面が強く表れるため、いわゆる工業製品とは一線を画しています。黄金比は、最も美しいといわれる長方形の比率です。今回は、建築物と黄金比の関係、意味、計算、白銀比との違いについて説明します。黄金比、白銀比の詳細は下記が参考になります。
黄金比の計算は?1分でわかる意味、長方形の計算、webアプリ、白銀比との関係
白銀比の計算は?1分でわかる意味、長方形の計算、webアプリ、A4サイズとの関係
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建築物は芸術的側面が強くあらわれます。建築家は、古くから美しくみせる方法をつくってきました。その1つが黄金比です。黄金比は、長方形が最も美しくみえる比率です。黄金比は、長方形の短い辺と長い辺の比率が
1:1.618
となります。下図をみてください。これが黄金比です。
また、下図に黄金比の長方形、正方形、A4サイズ比率の長方形などを並べました。どの長方形が一番美しいと思うでしょうか。
黄金比と関係が深いものに、フィボナッチ数列があります。フィボナッチ数列とは、黄金列ともいいます。下記のように、前の2項を加えてできる数列です。
1 2 3 5 8 13 21 ・・・
面白いのはこの次です。フィボナッチ数列の隣り合う項の比率を計算します。
1÷1=1
2÷1=2
3÷2=1.5
8÷5=1.6
21÷13=1.615
上記の通り、フィボナッチ数列の隣り合う項の比率は、黄金比に近づきます。よって、フィボナッチ数列を黄金列ともいうのです。
黄金比は、短い辺と長い辺の比率が1:1.618です。この比率を覚えておけば、黄金比となる長方形をつくれますね。例えば、短い辺が100mmのとき、長い辺は
100×1.618=161.8mm
です。なお、黄金比の性質として、下図のように黄金比となる長方形から正方形を取り出すと、残った長方形は黄金比を持つ長方形となります。
短い辺が100mm、長い辺が161.8mmとします。正方形を取り出すと、100mmと61.8mmの長方形ができます。比率を計算すると、1:1.618になりますね。
※詳細は下記が参考になります。
黄金比の計算は?1分でわかる意味、長方形の計算、webアプリ、白銀比との関係
黄金比と白銀比の違いを、下記に示します。
黄金比 ⇒ 1:1.618となる長方形の短い辺と長い辺との比率
白銀比 ⇒ 1:1.414となる長方形の短い辺と長い辺の比率。大和比ともいい、安定して飽きのこない美しさといわれる。
※詳細は下記が参考になります。
白銀比の計算は?1分でわかる意味、長方形の計算、webアプリ、A4サイズとの関係
今回は黄金比について説明しました。意味が理解頂けたと思います。黄金比は、1:1.618となる長方形の辺の比率です。古くから黄金比は、建築物に取り入れられてきました。フィボナッチ数列とあわせて覚えてくださいね。黄金比は、建築士の試験でも頻出するキーワードです。ぜひ理解しましょう。
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