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設計競技は、設計条件に従って応募者が各自提案し、最も良い提案を選定することです。スポーツの競技と同じです。短距離走なら1番早くゴールした人が1位ですよね。設計競技は、色々な面から審査が行われ、提案内容の1位を決めます。今回は設計競技の意味、コンペとの関係、進め方、プロポーザルとの違いについて説明します。
建築設計とは?1分でわかる意味、土木設計との違い、仕事、資格
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設計競技は、設計条件に従って応募者が各自提案を行い、審査者が最も良い提案を選定することです。要するに、スポーツの競技と同じです。サッカーやバスケなら、より多くのゴールを決めた方の勝ちです。
設計競技は、「設計内容」で競技するので、それほど単純では無いです。プレゼンの内容、質疑応答、コスト、提案のコンセプトなど、あらゆる側面から審査が行われます。その中で、最も良い提案が選定されます。
選定された提案の設計者は、実際に発注者と契約できます。設計競技は、競争意識が働くので、より良い提案を選ぶことが可能です。発注者側にメリットが多いです。
なお、設計競技は東京オリンピックメイン会場のように、ある程度、設計者を絞って行う場合があります。例えば、所定の資格(○○賞受賞者、海外での設計経験のある者など)を有した者のみ、設計競技に参加可能とする方法です。
また、特に提案する設計者を絞らないこともあります。
有名な建築物の多くは、設計競技により決まった作品が多いです。
設計競技は「せっけいきょうぎ」と読みます。
設計競技は英語でコンペティションといいます。省略して、「コンペ」ということも多いです。
設計競技は、まず発注者側で設計条件が提示されます。その後、応募者により設計案が集まり審査が行われます。審査は1次、2次審査など行い、最終的に1社が選ばれます。
設計競技とプロポーザルの違いを、下記に整理しました。
設計競技 ⇒ 設計条件に従って、応募者が各自設計案を提案し、最もよい提案を選定すること。あくまで設計案を選定する。
プロポーザル ⇒ 複数の応募者に対して、設計業務の技術提案などを行い、「設計者」を選定する方法。主に技術提案書の作成を行い、設計案は作成しない。
今回は設計競技について説明しました。意味が理解頂けたと思います。設計競技は、複数の設計案から最も良い提案を選定する方法です。優れた建築物の多くは、設計競技により決まっています。設計競技の意味、進め方など覚えてくださいね。設計競技で決まった作品は、実際に設計を行います。下記も併せて参考にしてください。
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