この記事の要点
この記事では、安息角とは何か、建築基準法とは何か、崖地での基礎設計とは何か、角度はどう求めるのかを整理します。
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安息角とは、土が崩れないで安定しているときの、土の斜面の角度です。似た用語に「内部摩擦角」があります。
崖地にある建物の基礎は、安息角を超えて設置しないこと大切です。
今回は安息角の意味、建築基準法との関係、基礎の深さ、安息角の角度について説明します。※内部摩擦角は、下記が参考になります。
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安息角とは、土が崩れないで安定するときの、土の斜面の角度です。下図をみてください。これが安息角です。
安息角と似た用語で、内部摩擦角があります。内部摩擦角は、砂質土の強さを角度で表した値です。内部摩擦角の意味は、下記が参考になります。
内部摩擦角とは?1分でわかる意味、ざっくり地盤の特性を知る5つのTIPs、n値との関係
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安息角に関する記述は、建築基準法の中に無いですが、建築物の技術基準解説書のp77に、がけ地と安息角に関して明記があります。
崖地や崖を支える擁壁の近くに建物を造る場合、安息角のラインを超えない位置に基礎を設けます。下図に示しました。
安息角の角度は、土質に応じて変わります。N値の高い土ほど、安息角は大きいです。
弱い地盤ほど安息角が小さいので、建物を、より崖から離す必要があります。※N値の意味は、下記が参考になります。
N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
安息角の角度は、土質により異なりますが、例えば下記の値があります。
切土 ⇒ 45°
盛土 ⇒ 30°
また、宅地法によれば擁壁不要となる土の傾斜角度は下記です。
軟岩 ⇒ 60°以下
風化の著しい岩 ⇒ 40°以下
砂利、真砂土、関東ローム、硬質粘土など ⇒ 35°以下
※切土、盛土は下記が参考になります。
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安息角を整理した表を示します。
| 土質 | 安息角の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 切土 | 45° | N値が高いほど安息角は大きい |
| 盛土 | 30° | 弱い地盤ほど安息角が小さい |
| 砂利・真砂土等 | 35°以下 | 宅地法による擁壁不要の目安 |
今回は安息角について説明しました。安息角は、土が崩れないで安定したときの角度です。
崖地などに建物をつくる場合、安息角を超える位置に、基礎を設置しないことが重要です。
なお、内部摩擦角の意味も覚えてくださいね。下記が参考になります。
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N値とは?目安・求め方とN値40・50の地耐力・杭の支持力計算
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